早田ひな、橋本帆乃香 圧勝で予選3回戦へ<卓球・オーストリアオープン 女子シングルス> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)
早田ひな、橋本帆乃香 圧勝で予選3回戦へ<卓球・オーストリアオープン 女子シングルス>

写真:早田ひな(日本生命)/提供:ittfworld

大会報道 早田ひな、橋本帆乃香 圧勝で予選3回戦へ<卓球・オーストリアオープン 女子シングルス>

2019.11.12

文:ラリーズ編集部

<ITTFワールドツアープラチナ・オーストリアオープン 2019年11月12日~11月17日>

12日、チームワールドカップ東京大会の興奮醒めやらない中開幕したオーストリアオープンでは、女子シングルス・予選2回戦が行われた。

ベラルーシオープンで優勝した早田ひな(日本生命)と、橋本帆乃香(ミキハウス)の2名が登場し、それぞれSIRUCKOVA Aneta(チェコ)とTERPOU Elisavet (ギリシャ)と対戦。ともにゲームカウント4-0で勝利し、13日の予選3回戦へと進む。

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早田がビハインドをものともせず圧勝

橋本帆乃香(ミキハウス)
写真:橋本帆乃香(ミキハウス)/提供:ittfworld

早田の試合は1ゲーム目、早田のサーブに対して相手が浮かしたレシーブの打ちミスなどが目立ち、1-7と大きくリードされる展開に。しかしそこからきっちりと調整し、相手に打ち込まれても落ち着いてブロックで反撃するプレーで徐々に差を詰め、デュースの末1ゲーム目を奪う。

続く2ゲーム目も、1ゲーム目の勢いのまま相手を圧倒し、序盤で6-0の大差をつける。サーブミスを1本した失点のみで11-1で2ゲーム目も奪う。

その後も実力の差を見せながらも、試合中の感覚を確かめていくようなプレーで相手を圧倒。得意のフォアドライブで相手をノータッチで何本も抜き、余裕のストレート勝利となった。

一方、カットマンの橋本帆乃香はギリシャの19歳の選手と対戦。1ゲーム目から鉄壁のカットで相手に容易に得点させない安定感を見せる。4ゲーム合計でわずか13点しか与えずにストレートで勝利し、予選3回戦へと進んだ。

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詳細スコア

〇早田ひな 4–0 SIRUCKOVA Aneta(チェコ)
12-10/11-1/11-6/11-2

〇橋本帆乃香 4–0 TERPOU Elisavet (ギリシャ)
11-3/11-5/11-3/11-2

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