文:ラリーズ編集部
<ITTFチャレンジプラス・ポルトガルオープン 2020年2月12日~16日>
16日、ポルトガルオープン大会5日目、女子シングルスの準決勝で石川佳純(全農)が加藤美優(日本ペイントホールディングス)をゲームカウント4-2で下し、決勝進出を決めた。もう1試合の準決勝では芝田沙季(ミキハウス)が鄭先知(ジェンシェンチー・チャイニーズタイペイ)に勝利しており、決勝は日本人対決となった。
また、女子ダブルス決勝では、芝田沙季(ミキハウス)/大藤沙月(ミキハウスJSC)がPARANANG Orawan/サウェータブット・スターシニー(タイ)を寄せ付けず、3-0で完勝し、先日のスペインオープンに続き優勝を飾った。
石川が加藤に逆転勝利 芝田も決勝へ
ここまで全試合ストレートで勝ち上がってきた加藤は、石川戦でもその勢いが止まらない。しゃがみ込みサーブや巻き込みサーブからの積極的な攻めを見せ、2ゲームを連取した。
第3ゲーム、加藤が逆チキータから先手を奪おうとするも、石川が安定したバックドライブでラリーに持ち込む。そのまま石川が11-7で1ゲームを取り返した。第4ゲーム以降も石川がラリーで粘り、そこから3ゲームを連取。日本人対決を制し逆転で決勝進出を決めた。
写真:決勝に駒を進めた芝田沙季/提供:ittfworld
勝利した石川は、決勝で芝田と対戦する。直近の国際大会では、2019年の韓国オープンで対戦があり、その際は石川がゲームカウント4-1で勝利を収めている。ポルトガルの地で栄冠を掴むのはどちらか。
詳細スコア
女子シングルス準決勝
〇石川佳純 4-2 加藤美優
5-11/3-11/11-7/11-6/11-6/11-8
〇芝田沙季 4-1 鄭先知(チャイニーズタイペイ)
11-8/11-7/5-11/11-5/14-12
女子ダブルス決勝
写真:優勝を果たした芝田・大藤ペア/提供:ittfworld
〇芝田沙季/大藤沙月 3-0 PARANANG Orawan/サウェータブット・スターシニー(タイ)
11-5/11-4/11-8