文:ラリーズ編集部
<ITTFチャレンジプラス・ポルトガルオープン 2020年2月12日~16日>
ポルトガルオープン大会最終日、女子シングルス決勝で石川佳純(全農)が芝田沙季(ミキハウス)との日本人対決を制し、今シーズン初の国際大会優勝を飾った。
石川佳純、今季初優勝
写真:石川に敗れたものの準優勝の芝田/提供:ittfworld
世界ランキング9位の石川は準決勝で加藤美優(日本ペイントホールディングス)を、世界ランキング38位の芝田は3回戦で橋本帆乃香(ミキハウス)と、日本人対決を制し勝ち上がってきた。国際大会での直接対決では、直近の2019年韓国オープンでの4-1勝利を含め、石川が3戦3勝と相性の良さを見せていた。
試合は、東京五輪代表候補選手に選出された石川が力を見せる。随所に力強い両ハンドドライブを見せ、2ゲームを連取した。
第3ゲーム、芝田もロングサーブを積極的に使用し、試合の流れを変えようとする。しかし、ラリーでミスの少ない石川に対し、リスクを負った攻めを強いられる芝田にミスが生じる。序盤芝田がリードしたこのゲームを12-10で石川が奪い勝負あり。続く第4ゲームを石川が奪い、ゲームカウント4-0のストレートで石川に勝利の女神は微笑んだ。
勝利した石川は2020年国際大会初優勝を果たし、五輪イヤーに弾みをつけた。
詳細スコア
〇石川佳純 4-0 芝田沙季
11-6/11-3/12-10/11-9