文:ラリーズ編集部
<ITTFワールドツアー・ハンガリーオープン 2月18日~2月23日>
ハンガリーオープン3日目、女子シングルス1回戦に伊藤美誠(スターツ)が登場し、ルクセンブルクの大ベテラン、56歳の倪夏蓮(ニーシャーリエン)をゲームカウント4-0で破り、2回戦に駒を進めた。
56歳のレジェンドと対戦
写真:倪夏蓮/提供:ittfworld
今大会第1シードの19歳の伊藤に対するは、56歳の倪夏蓮。2019年6月のヨーロッパ競技大会で3位に入賞し、東京五輪への切符を掴み取っているレジェンドだ。左利きの粒高ラバーを操るペンホルダーで、2015年には福原愛を下したこともある実力者だ。試合中にニコニコ顔や地団駄を踏むなど喜怒哀楽を全面に出すプレースタイルで、この試合もチャンスボールミスに悔しさを露にする場面も見られた。
第1ゲームはデュースとなるも、サーブからの展開で得点を重ねた伊藤が先取した。続く第2ゲームからは伊藤が粒高ラバーの変化も攻略し、ゲームカウント3-0と勝利に王手をかけた。
第4ゲームは出足こそリードを許すも、落ち着いて攻め抜いた伊藤が37歳対決に完勝した。勝利した伊藤は、マルガリタ・ペソツカ(ウクライナ)とチャン・リリー(アメリカ)の勝者と2回戦で対戦する。
詳細スコア
〇伊藤美誠 4-0 倪夏蓮(ルクセンブルク)
12-10/11-7/11-5/11-9