文:ラリーズ編集部
<ITTFワールドツアー・ハンガリーオープン 2020年2月18日~2月23日>
卓球ハンガリーオープン大会4日目、女子ダブルス準決勝で石川佳純(全農)/平野美宇(日本生命)がタイペアを相手にゲームカウント3-1で勝利し、決勝進出を決めた。
石川・平野ペアがタイペアに挑んだ
写真:パラナン・オラワン/サウェータブット・スターシニー(タイ)/提供:ittfworld
ここまで順当に勝ち進んできた石川/平野ペアと対するのは、タイのパラナン・オラワン/サウェータブット・スターシニーペアだ。スターシニーはTリーグセカンドシーズンの前期MVPを獲得するなど日本ペイントマレッツでも活躍した実力者だ。
試合は第1ゲーム、石川/平野ペアがサーブレシーブで先手を奪い、8-2と大量リード。そのまま逃げ切り11-6で日本ペアが先取した。
第2ゲームは中盤まで競り合うも、台から少しでも出たボールは積極的に攻めていく日本ペアが突き放しゲームポイント。しかしそこからタイペアの追い上げにあい、日本ペアは10-9でタイムアウトを選択した。タイムアウト明けの1点を奪われ、デュースとなり、12-14でタイペアに第2ゲームは軍配が上がった。
第2ゲームで先にゲームポイントを奪うも逆転を許した石川/平野ペアは、第3ゲーム序盤からエンジン全開。タイペアを全く寄せ付けず11-3で第3ゲームを奪取した。
決勝進出に王手をかけた第4ゲームも日本ペアが奪い、ゲームカウント3-1で石川/平野が勝利を収めた。
決勝では杜凱琹(ドゥホイカン)/李皓晴(リホチン・中国香港)ペアと対戦する。杜凱琹は木下アビエル神奈川、李皓晴は日本ペイントマレッツとTリーグでも活躍した選手相手にどのような戦いを見せるのか注目だ。
詳細スコア
〇石川佳純/平野美宇 3-1 パラナン・オラワン/サウェータブット・スターシニー(タイ)
11-6/12-14/11-3/11-9