文:ラリーズ編集部
<ITTF 女子ワールドカップ 2020年11月8日~10日>
9日、大会2日目を迎えた女子ワールドカップでは、シングルス本戦1回戦が行われた。石川佳純(最新世界ランキング9位・全農)が徐孝元(ソヒョンウォン・同23位・韓国)と対戦し、ゲームカウント4-0で石川が勝利した。
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石川佳純、248日ぶりの国際大会
石川は、2020年3月6日、カタールオープン女子シングルス2回戦で中国の剛腕・王藝迪(ワンイーディ)に敗れて以来、248日ぶりの国際舞台となった。
対戦相手は、韓国のカットマン・徐孝元。攻撃力の高さとカットの変化量が持ち味の右利きのカットマンだ。
写真:徐孝元(韓国)/提供:ittfworld
通算成績では11勝3敗と石川が大きく勝ち越している。
石川がストレート勝ち
試合は、石川のドライブと徐孝元のカットでの粘り合いとなる。ミドルからバックサイドにミスなく打ち込む石川のドライブに対し、痺れを切らした徐孝元にミスが出て、1ゲーム目を石川が先取した。
写真:女子W杯の会場練習で汗を流す石川佳純(全農)/提供:ittfworld
1ゲーム目序盤こそ競ったものの、2ゲーム目以降石川は鋭い攻撃を見せ、徐孝元を寄せ付けない。通算11勝3敗の相性の良さを見せ、ゲームカウント4-0で勝利を収めた。
勝利した石川は、準々決勝で世界ランキング3位の孫穎莎(スンイーシャ・同3位・中国)と対戦する。
試合結果
〇石川佳純 4-0 徐孝元(韓国)
11-8/11-7/11-5/11-4