【卓球】早田ひなが中国主力の劉詩文を破る 橋本帆乃香とともに準決勝へ<ポルトガルOP・女子> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:早田ひな(日本生命)/提供:ittfworld

大会報道 【卓球】早田ひなが中国主力の劉詩文を破る 橋本帆乃香とともに準決勝へ<ポルトガルOP・女子>

2019.02.17

文:ラリーズ編集部

16日、ポルトガルオープンの4日目となり、早田ひな(2月最新世界ランキング42位・18歳)=日本生命=が世界ランキング5位、中国の劉詩文(27歳)に4-2で勝利し、ベスト4進出。17日の最終日に駒を進めた。

早田はラウンド16で、今大会第一シードで、元世界ランキング1位の劉と対戦。第2、3ゲームはデュースにもつれたが、どちらも早田が勝ち取った。競り合いを制して優位に立った早田は最終的には4-2で勝利をおさめた。先日の全日本では石川佳純(同4位・25歳)=全農=を破り3位に入賞している。その勢いのままに、中国の強豪を撃破する快挙を成し遂げた。

早田はその後の準々決勝では4-0で勝利し、ベスト4進出。17日の準決勝では、中国の胡麗梅(同139位・24歳)と対戦する。胡麗梅は準々決勝で芝田沙季(同14位・21歳)=ミキハウス=を破って勝ち上がった中国のダークホース。早田は芝田のかたき討ちを目指す。

ベスト4には橋本帆乃香(同24位・20歳)=ミキハウス=も勝ち残った。橋本は準々決勝で中国の20歳、FAN Siqi(同162位)に対して、ゲームカウント1-3でビハインドの状態からから逆転勝利を収め、準決勝進出となった。

橋本は準決勝で中国のLI Jiayuan(同358位・21歳)と対戦する。世界ランキングだけで見ると橋本が圧倒しているが、LIは準々決勝で加藤美優(同22位・19歳)=日本ペイントホールディングス=を4-2で破っている。ランキングが低くても侮れない、それが中国の層の厚さだ。

ポルトガルオープン 大会4日目 日本女子選手の結果

女子シングルス ラウンド16

○早田ひな 4-2 劉詩文(中国)
9-11/12-10/14-12/11-9/8-11/11-8

○芝田沙季 4-1 SU Pei-Ling(チャイニーズタイペイ)
11-4/14-12/8-11/11-5/11-7

佐藤瞳 1-4 ○FAN Siqi(中国)
11-9/9-11/11-13/5-11/8-11

○加藤美優 4-3 SOO Wai Yam Minnie(香港)
8-11/11-9/7-11/10-12/12-10/12-10/11-9

○橋本帆乃香 4-3 BAJOR Natalia(ポーランド)
11-6/11-13/8-11/12-14/11-5/11-3/11-8

女子シングルス 準々決勝

○早田ひな 4-0 POTA Georgina(ハンガリー)
11-6/11-2/11-2/11-2

芝田沙季 3-4 ○胡麗梅(中国)
12-10/11-13/15-13/8-11/11-6/12-14/6-11

加藤美優 2-4 ○LI Jiayuan(中国)
7-11/14-16/17-15/4-11/12-10/5-11

○橋本帆乃香 4-3 FAN Siqi(中国)
12-10/7-11/4-11/5-11/11-7/11-4/11-8