文:ラリーズ編集部
<2019世界卓球選手権大会・個人戦(ハンガリー・ブダペスト) 2019年4月21日~4月28日>
23日、世界選手権の女子シングルス1回戦が行われ、佐藤瞳(4月度世界ランキング13位・21歳)=ミキハウス=がブラジルのグイ・リン(同99位・25歳)にゲームカウント4-0で勝利し、2回戦進出を決めた。
佐藤は女子の世界ランク13位で、男子でいうと水谷隼(29歳)=木下グループ=と同じランク。国際大会でも活躍する実力派カットマンだ。
世界ランクで上位の佐藤は、第1ゲームから貫禄あるプレーで相手を寄せ付けない。攻めてよし、守ってよしの展開づくりでゲームを先制した。
第2ゲーム以降も回転の強弱がわかりにくいカットで相手を翻弄した佐藤。サーブのトスが上がっていないとフォルトを取られる場面もあったが、冷静に対応し、ゲームカウント4-0で相手を圧倒した。
佐藤の切れたカットは相手がネットミスし、ナックルカットはオーバーミス。相手がたまらず繋いで来たボールを狙っての攻撃も良く決まり、終始持ち味を発揮した。
佐藤は2017年の世界卓球シングルスではベスト32。今大会では橋本帆乃香とのダブルスにも出場し、2種目での上位進出を狙う。
試合のスコア
<女子シングルス 1回戦>
佐藤瞳 4-0 グイ・リン(ブラジル)
11-3/11-5/11-3/11-5