文:ラリーズ編集部
<2019世界卓球選手権大会・個人戦(ハンガリー・ブダペスト) 2019年4月21日~4月28日>
23日、世界選手権の女子シングルス2回戦が行われ、平野美宇(4月度世界ランキング9位・19歳)=日本生命=がウクライナの選手を破り、3回戦進出を果たした。
ウクライナ選手のバックサーブからラリーに持ち込む展開に苦戦を強いられる。中陣から威力あるボールを連打する相手に対し、平野は一歩も下がらず前陣でカウンターを狙うも、なかなか打ち抜けず1-2とリードを許す。
第4ゲーム、中陣に下がっていた相手が前で威力あるフォアハンドを決め、5-6となったところで平野がたまらずタイムアウト。タイムアウトが功を奏し、6本連取で一気に逆転でゲームを取り返した。ここで平野は、ラリーに持ち込み、相手をバック側に寄せた後、空いたフォアへ打ち抜く戦術に活路を見い出す。
戦術をうまく使った平野が第5ゲーム以降は終始主導権を握り、4-2でゲームを制した。平野は24日の3回戦に臨む。
試合のスコア
<女子シングルス 2回戦>
平野美宇 4-2 PESOTSKA Margaryta(ウクライナ)
12-10/9-11/5-11/11-6/11-2/11-3