【卓球】38歳"ドイツの皇帝"の壁は高く…森薗、3回戦敗退<世界卓球2019> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:森薗政崇(岡山リベッツ)/撮影:田村翔(アフロスポーツ)

大会報道 【卓球】38歳“ドイツの皇帝”の壁は高く…森薗、3回戦敗退<世界卓球2019>

2019.04.24

文:ラリーズ編集部

<2019世界卓球選手権大会・個人戦(ハンガリー・ブダペスト) 2019年4月21日~4月28日>

24日、世界選手権の男子シングルス3回戦が行われ、森薗政崇(4月度世界ランキング45位・24歳)=岡山リベッツ=が“ドイツの皇帝”と称されるティモ・ボル(同5位・38歳)=ドイツ=と対戦。「ティモ」コールが沸き起こるアウェーの雰囲気に飲まれたか、ベテランのボルの壁は高く、森薗はストレート負けを喫した。

森薗が先手を取る展開が多くなるものの、ボルの緩急をつけたプレーにミスが出る。ベテランのボルらしい戦術に苦戦し、第1ゲームは11-3で奪われた。森薗が良いプレーをしても、少なくとも1度は返球してくるボル。森薗は相手の独特のリズムに徐々に慣れてきたが、第2ゲームも失った。

続く第3ゲームも森薗のバックを狙われ、ラリーで点数が奪えない展開が続いた。打開策を見いだせないまま、第4ゲームを迎え、最後は森薗のフォアハンドがオーバーに。38歳で世界ランク5位という高ランクを維持する選手の底力を見せつけられた。

森薗はこの後、伊藤美誠(スターツ)と組む混合ダブルスのメダル決定戦に臨む。

試合のスコア

<男子シングルス 3回戦>
森薗政崇 0-4 ティモ・ボル(ドイツ)
3-11/9-11/7-11/8-11

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