文:ラリーズ編集部
<2019世界卓球選手権大会・個人戦(ハンガリー・ブダペスト) 2019年4月21日~4月28日>
25日、世界卓球選手権の女子シングルス準々決勝で平野美宇(4月度世界ランキング9位・19歳)=日本生命=が丁寧(同1位・28歳)=中国=に1-4で敗れた。
平野にとって丁寧は2017年ドイツ大会でも準決勝で敗れた因縁の相手。持ち味である前陣でのフォアとバックの連打が決まり、第2ゲームを奪うも、その後は丁寧の堅いブロックと、素早い戦術転換にペースを握れず、2大会連続のメダル獲得はならなかった。
平野は準々決勝の試合について「前回と同じ選手に負けて悔しい。粘ってくる卓球に対し、早く決めに行こうとし過ぎて焦ってミスしてしまった。前回はメダルを取るまで中国選手と当たらなかったが今回は違った。中国選手を倒せるようにならないと。戦術の切り替えをもっと早くして、自分で試合をコントロールしている時間を長くしたい」とコメント。
大会全体を振り返り「大舞台で勝負する楽しさを思い出したのが収穫。東京(五輪)も大舞台なのでそこに向けて頑張りたい」と前を向いた。
試合のスコア
<女子シングルス 準々決勝>
平野美宇 1-4 丁寧(中国)
8-11/11-4/2-11/7-11/9-11