文:ラリーズ編集部
<ITTFワールドツアー・中国オープン 2019年5月28日~6月2日>
1日、中国OPは男子シングルスで準々決勝が行われた。日本男子で唯一勝ち残っている張本智和(5月世界ランキング4位・木下グループ)は、黄鎮廷(同18位・中国香港)を4-1で下し、準決勝進出を決めた。
張本は黄鎮廷に対し、2018年のアジアカップおよび世界卓球選手権(団体)と連勝中、Tリーグでも負けなしと相性は悪くない。この日もフォア前にサービスを集めることで黄鎮廷のチキータを封じ、序盤から試合を優位に進め3ゲームを連取。実力者の黄鎮廷も第4ゲームをデュースで制し意地を見せるが、第5ゲームをスーパーラリーで締めた張本が勝利した。
張本は明日行われる準決勝で樊振東(同1位・中国)と馬龍(同5位・中国)の勝者と対戦する。張本は中国の牙城を崩せるのか、注目の一戦だ。
中国OP5日目 男子シングルス日本選手の結果
<男子シングルス 決勝トーナメント準々決勝>
○張本智和 4-1 黄鎮廷(中国香港)
11-7/11-5/11-3/10-12/12-10