文:ラリーズ編集部
<ITTFワールドツアー・中国オープン 2019年5月28日~6月2日>
1日、中国OPは女子シングルスで準々決勝が行われ、ベスト4が決定した。準々決勝で伊藤美誠(5月世界ランキング7位・スターツ)は、丁寧 (同1位・中国)と対戦。伊藤は直近3月のカタールオープンでは4-0で丁寧に敗れている。
1ゲームずつを奪い合い迎えた第3ゲームはデュースに突入。伊藤が巻き込みサーブからフォアスマッシュで攻める展開で3連続でゲームポイントを握るも、ラリーに持ち込み丁寧が追いつく。逆に丁寧に3連続でゲームポイントを握られるが、伊藤がフォアスマッシュを打ち込み追いつく。一進一退の手に汗握る攻防は、最後は丁寧がまさかのサーブミス。伊藤が18-16で大事な第3ゲームを奪った。その勢いのまま伊藤が第4、5ゲームを制し、4-1で世界ランキング1位の丁寧に勝利した。
ベスト4入りを決めた伊藤は、明日の準決勝で王曼イク(同3位・中国)との対戦が決まっている。昨年のジャパンオープンでは伊藤が4-2で勝利しており、中国人選手に連勝なるか。
中国OP5日目 女子シングルス日本選手の結果
<女子シングルス 決勝トーナメント準々決勝>
○伊藤美誠 4-1 丁寧(中国)
7-11/12-10/18-16/13-11/11-9