文:ラリーズ編集部
<ITTFワールドツアープラチナ・カタールオープン>
4日、大会2日目を迎えたカタールオープンでは、女子シングルス予選2回戦が行われ、木原美悠(JOCエリートアカデミー)がユアン・ジャナン(フランス)に4-1で勝利した。
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木原、巻き込みサービスで試合を支配
写真:2019スウェーデンオープンのユアン・ジャナン/提供:ittfworld
木原は序盤から得意の巻き込みサービスを用いた積極的な攻めを見せるが、3球目や5球目のミスが目立ち、第1ゲームは相手に奪われてしまう。
第2ゲームは作戦を変え、バック面の表ソフトラバーを生かした変化プレーを織り混ぜる。すると、相手の返球が徐々に甘くなり、そのボールをスマッシュで叩き込む展開が決まり始める。
第3ゲームもそのままの勢いでゲームは進み、第4ゲームこそ相手の投げ上げサービスに苦戦し、先にゲームポイントを握られてしまったが、粘ってデュースにもちこみ、ゲームを奪取。
第5ゲームでは、木原がサービスや打球のコースを変えて相手を揺さぶるなど、最後まで攻めの姿勢を貫き、見事勝利。ゲームカウント4-1で予選3回戦進出を決めた。
詳細スコア
○木原美悠 4-1 ユアン・ジャナン(フランス)
8-11/11-3/11-4/12-10/11-7