文:ラリーズ編集部
<ドイツブンデスリーガ第14節 1月17日>
2020-2021シーズンのドイツ・ブンデスリーガ第14節が開催され、世界ランキング6位(2021年1月現在)のウーゴ・カルデラノ(ブラジル)が所属するオクセンハウゼンがミュールハウゼンに3-1で勝利した。
ブラジルの至宝が無敗記録を更新
リーグ3位のオクセンハウゼンは、8位のミュールハウゼンと対戦。オクセンハウゼンは現在リーグ戦で2連敗中で、悪い流れを断ち切るためにも勝利が欲しいところ。対するミュールハウゼンも、12チーム中8位ながらもリーグ戦績は7勝7敗で、上位進出の可能性はまだまだ残されている。
写真:ウーゴ・カルデラノ/提供:ittfworld
この試合では1番シングルスと4番シングルスに出場したウーゴ・カルデラノの活躍が光った。今シーズンリーグ戦で無敗の”ブラジルの至宝”はこの日も持ち前のフィジカルを活かしたプレーを披露。2マッチで1ゲームしか落とさない安定感を見せ、チームの勝利に大きく貢献した。これでオクセンハウゼンは連敗を2でストップさせ、カルデラノ自身も今シーズンのリーグ戦連勝無敗記録を9に伸ばした。
全試合ストレート勝利で今季9勝目
リーグ5位のノイ・ウルムは6位のベルグノイシュタッドと対戦。勝数で並んだこの2チームの試合は、順位変動に大きく関係するため、接戦になる展開が予想された。
写真:ティアゴ・アポロニア/提供:ittfworld
しかし、この試合はノイ・ウルムから出場した、エマニュエル・ルベッソン(フランス)、ティアゴ・アポロニア(ポルトガル)、ウラジミール・シドレンコ(ロシア)の3選手全員がストレート勝利を収めるという一方的な展開に。
特に、2番シングルスで出場したアポロニアは、ツッツキを多用して打たせる作戦でベネディクト・デューダ(ドイツ)を見事なまでに完封した。そして、この勝利でノイ・ウルムは今シーズン9勝目を挙げ、上位チームと勝数で並んだ。
2020-2021 ドイツブンデスリーガ第14節 結果
〇オクセンハウゼン 3-1 ミュールハウゼン
〇ウーゴ・カルデラノ 3-1 Lubomir Jancarik(クロアチア)
〇シモン・ゴジ(フランス) 3-1 ダニエル・ハーベソン(オーストリア)
カナック・ジャー(アメリカ) 0-3 オビディウ・イオネスク(ルーマニア)〇
〇ウーゴ・カルデラノ3-0 ダニエル・ハーベソン
〇ザールブリュッケン 3-1 バート・ホンブルグ
〇尚坤(シャンクン・中国) 3-0 Rares Sipos(ルーマニア)
ダルコ・ヨルジッチ(クロアチア)1-3 Maksim Grebnev(ロシア)〇
〇パトリック・フランチスカ(ドイツ)3-0 Lev Katsman(ロシア)
〇ダルコ・ヨルジッチ 3-2 Rares Sipos
〇ボルシア・デュッセルドルフ 3-1 ケーニヒスホーフェン
リチャード・ワルザー(ドイツ)1-3 バスティアン・シュテガー(ドイツ)〇
〇ティモ・ボル(ドイツ)3-2 キリアン・オート(ドイツ)
〇クリスチャン・カールソン(スウェーデン)3-1 Filip Zeljko(クロアチア)
〇ティモ・ボル 3-1 バスティアン・シュテガー
〇ノイ・ウルム 3-0 ベルグノイシュタッド
〇エマニュエル・ルベッソン 3-0 ステファン・フェゲル(オーストリア)
〇ティアゴ・アポロニア 3-0 ベネディクト・デューダ(ドイツ)
〇ウラジミール・シドレンコ 3-0 アルバーロ・ロブレス(スペイン)〇
〇ブレーメン 3-0 フルダ・マーバーツェル
〇マティアス・ファルク(スウェーデン)3-0 ムン・ファンボー(ドイツ)
〇キリル・ゲラシメンコ(カザフスタン)3-0 ルーウェン・フィルス(ドイツ)
Hunor Szöcs(ルーマニア)0-3 クアドリ・アルナ(ナイジェリア)
〇マティアス・ファルク 3-0 ルーウェン・フィルス(ドイツ)
〇グリュンヴェッターズバッハ 3-0 グレンツァオ
〇邱党(キュウダン・ドイツ)3-1 アレクサンダー・カラカセビッチ(セルビア)
〇デニ・コズル(スロベニア)3-1 Ioannis Sgouropoulos(ギリシャ)
〇王熹(ワンシ・ドイツ)3-0 クリスチャン・プレテア(ルーマニア)