文:ラリーズ編集部
17日東京五輪ラテンアメリカ予選が閉幕し、男子シングルスで4選手、女子シングルスで3選手、混合ダブルスで1組が東京五輪本戦への出場を決定させた。
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男子シングルス総括
男子シングルスでは、ブライアン・アファナドール(プエルトリコ)、CIFUENTES Horacio(アルゼンチン)、Alberto MINO(エクアドル)、ALTO Gaston(アルゼンチン)が東京五輪への出場権を獲得した。
写真:ブライアン・アファナドール/提供:ittfworld
アファナドールは、第1シードのマルセロ・アギーレ(パラグアイ)を倒したCAMPOS Jorge(キューバ)と決勝で対戦。先に3ゲームを先取するも追いつかれフルゲームとなるが、最終ゲームを11-9で制して、見事本戦への出場権を獲得した。アファナドールは、2016年のリオ五輪に続いて2大会連続での五輪出場となる。
また、アファナドール以外の3選手は五輪初出場だが、Alberto MINOは、ドイツブンデスリーガのベルグノイシュタッドに所属する実力者。本大会の活躍にも期待だ。
男子シングルス予選通過者
写真:Alberto MINO/提供:ittfworld
ブライアン・アファナドール
CIFUENTES Horacio
Alberto MINO
ALTO Gaston
女子シングルス総括
女子シングルスでは、メラニー・ディアス(プエルトリコ)、ポーリーナ・ベガ(チリ)、FONSECA CARRAZANA Daniela(キューバ)が東京五輪への出場権を獲得した。
写真:メラニー・ディアス/提供:ittfworld
第1シードのメラニー・ディアスはトーナメントを順当に勝ち上がり、決勝ではFONSECA CARRAZANA Danielaと対戦。先に3ゲームを先取される厳しい展開になるも、そこから逆転し、予選通過を決めた。また、メラニー・ディアスは、世界ランキング16位のアドリアーナ・ディアス(プエルトリコ)の実妹。アドリアーナ・ディアスも東京五輪出場権を獲得しており、姉妹揃っての五輪出場となる。
また、1stステージでディアスに敗れたFONSECA CARRAZANA Danielaも、2ndステージのトーナメントを制して、本選出場権を獲得した。
女子シングルス予選通過者
写真:ポーリーナ・ベガ/提供:ittfworld
メラニー・ディアス
ポーリーナ・ベガ
FONSECA CARRAZANA Daniela
混合ダブルス総括
混合ダブルスでは、FONSECA CARRAZANA Daniela/CAMPOS Jorgeペアが東京五輪への出場権を獲得した。
写真:CAMPOS Jorge/提供:ittfworld
混合ダブルス予選では、第1シードのブライアン・アファナドール/アドリアーナ・ディアスペア、第2シードのビクター・イシイ(ブラジル)/ブルーナ・タカハシペアが敗れる波乱となり、決勝にはLAMADRID Juan(チリ)/ポーリーナ・ベガ組とFONSECA CARRAZANA Daniela/CAMPOS Jorge組が勝ち上がってきた。
第1、第2ゲームはLAMADRID Juan/ポーリーナ・ベガ組が連取するが、第3ゲームからFONSECA CARRAZANA Daniela/CAMPOS Jorge組が3ゲームを連取。ゲームカウント4-2で勝利し、予選通過を決めた。FONSECA CARRAZANA Danielaは、女子シングルスと合わせて、2種目での出場となる。
混合ダブルス予選通過ペア
写真:FONSECA CARRAZANA Daniela/提供:ittfworld
FONSECA CARRAZANA Daniela/CAMPOS Jorge