篠塚、木原ら日本勢が全種目制覇目指す 若手世界一に輝くのは<卓球・世界ユース選手権> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:木原美悠/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 篠塚、木原ら日本勢が全種目制覇目指す 若手世界一に輝くのは<卓球・世界ユース選手権>

2021.12.01

文:ラリーズ編集部

<世界ユース選手権 日時:12月2日~8日 場所:ポルトガル、ビラ・ノバ・デ・ガイア>

2日からポルトガルの地にて、ユースの世界一を決める、世界ユース選手権が開幕する。先日の世界選手権でも若い選手が活躍していたが、今大会は更なる若手の活躍に注目したい。

男子団体見どころ


写真:濱田一輝(愛工大名電)/撮影:ラリーズ編集部

大会初日の12月2日から3日にかけて、男女で団体戦が行われる。男子はU19の部で、篠塚大登(愛工大名電高)、松島輝空(JOCエリートアカデミー/星槎)、濱田一輝(愛工大名電高)、吉山和希(愛工大名電中)の4名が参戦する。


写真:STUMPER Kay(ドイツ)/提供:WTT

男子団体の優勝候補はドイツだ。特にSTUMPER Kayは、ユースのせ界ランキングではトルルス・モーレゴード(スウェーデン)に次いで2位につけている。日本にとって脅威となる存在であろう。日本代表がどう攻略するか見物だ。

女子団体見どころ


写真:木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)/撮影:ラリーズ編集部

女子団体では日本代表はU19とU15の2つの部で出場する。U19では木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)がエースとして優勝を目指し、チームを引っ張る。


写真:鈴木美咲(山陽学園)/撮影:ラリーズ編集部

U15の部では張本美和(木下アカデミー)、小塩悠菜(JOCエリートアカデミー/星槎)、鈴木美咲(山陽学園中)が参戦する。一般の部でも国内で目覚ましい活躍を見せる3選手で、U19の部と合わせての優勝が期待される。

シングルス見どころ


写真:篠塚大登(愛工大名電高)/撮影:ラリーズ編集部

男子のU19の部では篠塚がSTUMPER Kayと初戦から対戦する。先日のWTT大会でも活躍していたSTUMPER Kayに対して篠塚はどう対応していくのか注目だ。


写真:松島輝空(木下マイスター東京)/撮影:ラリーズ編集部

男子U15の部では松島が登場する。先日のWTTの大会で国際大会でも実力をつけてきているが、同世代の中で優勝を掴むことができるのか


写真:小塩遥菜(JOCエリートアカデミー/星槎)/撮影:ラリーズ編集部

女子U19の部では、小塩遥菜(JOCエリートアカデミー/星槎)と木原の2名が登場する。抜群の切れ味を誇る小塩のカットがどれだけ通用するか、彼女の試合が見逃せない。


写真:プリティカ・パヴァデ(フランス)/提供:ETTUofficial

また、U19ではプリティカ・パヴァテ(フランス)をはじめとする国際大会で活躍している同世代のライバルも出場する。また、U15では張本が優勝を目指す。

ダブルス見どころ


写真:STUMPER Kayと篠塚大登/提供:WTT

男子ダブルスでは、篠塚がSTUMPER Kayとの国際ペアを組み、U15でも松島がLEBRUN Felix(フランス)とペアを組んで、男子ダブルス制覇を狙う。


写真:松島輝空・張本美和/撮影:ラリーズ編集部

女子ダブルスでは小塩/木原ペアがU19の部で、U15で張本がGODA Hana(エジプト)との国際ペアで挑む。混合ダブルスでは、篠塚/木原ペア、松島/張本ペアがそれぞれの部で優勝をかけて初戦に臨む。

日本代表は全種目制覇なるか注目だ。

木原美悠インタビュー(2019年5月公開)


写真:木原美悠/撮影:伊藤圭

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