中国代表が男女ともに優勝 張本は今季最終戦を準優勝で飾る<WTTカップファイナル> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:張本智和(木下グループ)/提供:WTT

大会報道 中国代表が男女ともに優勝 張本は今季最終戦を準優勝で飾る<WTTカップファイナル>

2021.12.08

文:ラリーズ編集部

<WTTカップファイナル・シンガポール 日時:12月4日~7日 場所:シンガポール>

7日、WTTカップファイナルは最終日を迎え、男女シングルスの決勝戦が行われた。男子では樊振東(ファンジェンドン・中国)が、女子では孫頴莎(スンイーシャ・中国)が優勝を飾った。

最終日総括


写真:張本智和(木下グループ)/提供:WTT

男子シングルス決勝には張本智和(木下グループ)と樊振東が登場。序盤は互いに1ゲームずつ取り合うが、第3ゲームから樊振東がバックハンドを軸に攻め切り、4-1で優勝を飾った。張本は今シーズン最終戦を準優勝という形で終えた。


写真:孫頴莎(スンイーシャ・中国)/提供:WTT

女子シングルス決勝は中国勢同士の対戦となった。序盤から孫頴莎が3ゲームを連取して優勝に王手をかけた。王藝迪(ワンイーディ・中国)も2ゲームを取り返して反撃のチャンスをうかがうが、第6ゲームを孫頴莎が制し優勝を飾った。

孫頴莎は東京五輪、世界選手権と銀メダル止まりであったが、今シーズン最終戦で見事タイトルを獲得した。

男子シングルス成績

1位 樊振東(ファンジェンドン・中国)


写真:樊振東(ファンジェンドン・中国)/提供:WTT

2位 張本智和(木下グループ)


写真:張本智和(木下グループ)/提供:WTT

3位 王楚欽(ワンチューチン・中国)


写真:王楚欽(ワンチューチン・中国)/提供:WTT

3位 ウーゴ・カルデラノ(ブラジル)


写真:ウーゴ・カルデラノ(ブラジル)/提供:WTT

女子シングルス成績

1位 孫頴莎(スンイーシャ・中国)


写真:孫頴莎(スンイーシャ・中国)/提供:WTT

2位 王藝迪(ワンイーディ・中国)


写真:王藝迪(ワンイーディ・中国)/提供:WTT

3位 早田ひな(日本生命)


写真:早田ひな(日本生命)/提供:WTT

3位 陳夢(チェンムン・中国)


写真:陳夢(チェンムン・中国)/提供:WTT

WTT(World Table Tennis)とは

ITTF(国際卓球連盟)が新たにスタートさせた、卓球の国際大会の新シリーズのこと。

これまで開催していたITTFワールドツアーを廃し、新たに、五輪・世界選手権に並ぶ最上級カテゴリーの大会として、グランドスマッシュを位置づける。その他に「カップファイナル」、「チャンピオン」、「スターコンテンダー」、「コンテンダー」などのカテゴリー別大会が開催される。


図:WTT概要/作成:ラリーズ編集部

今大会は上から2番目のカテゴリーである「カップファイナル」となる。

張本智和インタビュー(2021年2月公開)


写真:張本智和(木下グループ)/提供:長田洋平/アフロスポーツ

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