文:ラリーズ編集部
<WTTフィーダー・デュッセルドルフ 日時:12月7日~10日 場所:ドイツ・デュッセルドルフ>
10日、WTTフィーダー・デュッセルドルフ大会は最終日を迎え、全試合が終了した。
最終日総括
男子総括
写真:ベネディクト・デューダ(ドイツ)/提供:WTT
男子シングルス優勝はドイツのベネディクト・デューダだ。ステファン・メンゲル(ドイツ)、田中佑汰(愛知工業大)に勝利して決勝に進み、アルバーロ・ロブレス(スペイン)を4-1で下して優勝を飾った。日本から参戦した田中はベスト4となった。
写真:横谷晟(写真左)・田中佑汰(愛知工業大)/提供:WTT
男子ダブルスでは田中/横谷晟(愛知工業大)ペアが優勝を飾った。準々決勝でドイツのペア、準決勝で国際ペアに勝利して迎えた決勝戦では、サムエル・ウォーカー/トム・ジャービス(イングランド)ペアに3-0のストレートで勝利を決めた。
女子総括
写真:Yangzi LIU(オーストラリア)/提供:WTT
女子シングルス優勝はYangzi LIU(オーストラリア)だ。準決勝、決勝とドイツ勢との対決が続いたが、いずれも4-1や4-2で勝利し、盤石な勝ち上がりを見せて優勝をつかみ取った。
写真:Dasa SINKAROVA/Nikoleta PUCHOVANOVA(スロバキア)/提供:WTT
女子ダブルス決勝にはスロバキアのペア同士の対戦となった。先にEma LABOSOVA/Tatiana KUKULKOVA(スロバキア)ペアが2ゲームを取るも、後半からDasa SINKAROVA/Nikoleta PUCHOVANOVA(スロバキア)ペアが追い上げ、逆転での優勝となった。
混合ダブルス
写真:Tobias HIPPLER(ドイツ)/提供:WTT
混合ダブルス優勝はTobias HIPPLER/Franziska SCHREINER(ドイツ)ペアだ。準々決勝でフルゲームに及ぶ熱戦を繰り広げ勝利すると、その勢いのまま準決勝、決勝を勝ち抜き優勝を飾ることとなった。
成績
男子シングルス
1位 ベネディクト・デューダ(ドイツ)
2位 アルバーロ・ロブレス(スペイン)
3位 アントン・ケルベリ(スウェーデン)、田中佑汰(愛知工業大)
女子シングルス
1位 Yangzi LIU(オーストラリア)
2位 サビーネ・ウィンター(ドイツ)
3位 Charlotte CAREY(ウェールズ)、Chantal MANTZ(ドイツ)
男子ダブルス
1位 田中佑汰/横谷晟
2位 サムエル・ウォーカー/トム・ジャービス(イングランド)
3位 チュウ・ツェユ(シンガポール)/アレクサンダー・チェン(オーストリア)、Dimitrije LEVAJAC(セルビア)/Amin AHMADIAN(イラン)
女子ダブルス
1位 Dasa SINKAROVA/Nikoleta PUCHOVANOVA(スロバキア)
2位 Ema LABOSOVA/Tatiana KUKULKOVA(スロバキア)
3位 Yangzi LIU(オーストラリア)/Charlotte CAREY(ウェールズ)、Chantal MANTZ/ワン・ユアン(ドイツ)
混合ダブルス
1位 Tobias HIPPLER/Franziska SCHREINER(ドイツ)
2位 Yangzi LIU/Xavier DIXON(オーストラリア)
3位 Vivien SCHOLZ(ルクセンブルク)/Benno OEHME(ドイツ)、Cedric MEISSNER/ワン・ユアン(ドイツ)
田中佑汰のツイート
密かに行われていたwtt フィーダー Düsseldorf大会。
しれっとトロフィー二つ取りたかったけど、そんなに甘くなかった。。。そして今日は久しぶりのブンデスリーグ。
4番は別格の強さだった。全然関係ないけど
ドイツのポップコーンやたらとデカイな。🍿 pic.twitter.com/XhOeRxquci— 田中 佑汰 (@YoutaAce1118t) December 12, 2021
WTT(World Table Tennis)とは
ITTF(国際卓球連盟)が新たにスタートさせた、卓球の国際大会の新シリーズのこと。
これまで開催していたITTFワールドツアーを廃し、新たに、五輪・世界選手権に並ぶ最上級カテゴリーの大会として、グランドスマッシュを位置づける。その他に「カップファイナル」、「チャンピオン」、「スターコンテンダー」、「コンテンダー」などのカテゴリー別大会が開催される。
図:WTT概要/作成:ラリーズ編集部