宇田幸矢、2度のデュースを振り切りストレート勝ち<卓球・WTTシンガポールスマッシュ2022> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:宇田幸矢(明治大)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 宇田幸矢、2度のデュースを振り切りストレート勝ち<卓球・WTTシンガポールスマッシュ2022>

2022.03.12

文:ラリーズ編集部

12日、WTTシンガポールスマッシュ2022男子シングルス1回戦で、宇田幸矢(明治大)が廖振珽(リョウシンテイ・チャイニーズタイペイ)と対戦。ゲームカウント3-0で宇田が勝利した。

ラリー戦を制す

廖振珽は26歳の右シェーク裏裏の選手。2019年のグランドファイナルでは林昀儒(リンユンジュ・チャイニーズタイペイ)とのペアで男子ダブルス準優勝に輝いている実力者だ。


写真:宇田幸矢(明治大)/撮影:ラリーズ編集部

宇田は序盤から得意のロングサーブからラリーに持ち込む展開で試合を進めるが、廖振珽も上手く対応し、序盤からラリーの展開が多くみられた。しかし、第1ゲームを宇田がデュースで制すると、続く第2ゲームも勢いそのままに勝利。早くもゲームカウントを2-0とし、勝負に王手をかける。

しかし、第3ゲームは序盤こそ宇田がリードを取るが中盤以降、廖振珽が粘りを見せ、徐々にポイント差を詰め始める。第1ゲーム同様デュースに持ち込まれてしまうが、辛抱強くプレーした宇田が最後は13-11で勝利。ストレート勝ちを収め、緊張感のある1回戦を突破した。

男子シングルス1回戦結果


写真:廖振珽(リョウシンテイ・チャイニーズタイペイ)/提供:WTT

〇宇田幸矢 3-0 廖振珽
12-10/11-9/13-11

宇田幸矢インタビュー(2020年10月公開)


写真:宇田幸矢/撮影:伊藤圭

>>「卓球で生きていく」 “パリ世代三銃士”宇田幸矢・戸上隼輔・木造勇人、覚悟と決意の挑戦