文:ラリーズ編集部
<WTTチャンピオンズブダペスト(ヨーロピアンサマーシリーズ2022) 日程:7月18~23日 場所:ブダペスト(ハンガリー)>
19日、WTTチャンピオンズブダペストの男子シングルス1回戦が行われ、アレクシス・ルブラン(フランス)がドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)をゲームカウント3-2で下す金星を挙げた。
18歳・ルブランが金星
ルブランは18歳のフランス人選手。昨年から国際大会で頭角を現し始めると一気に世界ランキングを上げ、今大会の出場権を勝ち取った。対するオフチャロフは長年ドイツ代表として活躍してきたベテランで、東京五輪では男子団体で銀メダル、男子シングルスで銅メダルを獲得している。
下馬評ではオフチャロフに分があるとされていたこの試合だが、ルブランは独特のモーションから繰り出すサービスを駆使して、第1ゲーム、第3ゲームを制し、先に王手をかける。
オフチャロフも負けじと第2、第4ゲームを奪うも、最終第5ゲームではルブランのサービスからの攻撃がハマり、試合はルブランがペースを掴む。流れを変えたいオフチャロフだったが、18歳とは思えぬ落ち着きを見せたルブランが勝ち切り試合終了。ゲームカウント3-2でルブランがオフチャロフを下し、2回戦に駒を進めた。
男子シングルス1回戦
写真:ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)/提供:WTT
〇アレクシス・ルブラン(フランス)3-2 ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)
11-7/6-11/11-5/8-11/11-7