女子日本代表、堂々の予選1位通過 "Wみゆう"と早田で3本連続勝利を飾る<世界卓球選手権2022> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)/提供:ITTFWorld

大会報道 女子日本代表、堂々の予選1位通過 “Wみゆう”と早田で3本連続勝利を飾る<世界卓球選手権2022>

2022.10.04

文:ラリーズ編集部

<世界卓球選手権成都大会2022 日程:9月30日~10月9日 日程:成都(中国)>

4日、中国で行われている世界選手権は5日目を迎え、女子日本代表は予選リーグの最終戦でウズベキスタンと対戦した。

“Wみゆう”と早田が勝利で堂々の予選1位

今大会で初めて伊藤美誠(スターツ)を含めないオーダーとなったウズベキスタン戦では、1番で木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)がMarkhabo MAGDIEVA(ウズベキスタン)と対戦。


写真:早田ひな(日本生命)/提供:WTT

木原が終始試合の主導権を握り、3-0のストレートで勝利を挙げた。続く2番では早田ひな(日本生命)が、カット主戦型のRozalina KHADJIEVA(ウズベキスタン)との一戦に臨んだ。

序盤で相手のカットに苦しめられながらも1ゲームを取った早田は、第2、第3ゲームで対応策を取り流れを引き寄せる。そのまま3ゲームを連取して、3番の長﨑美柚(木下グループ)へとつないだ。


写真:長﨑美柚(木下グループ)/提供:WTT

その長﨑の相手はカット主戦型のAsel ERKEBAEVA(ウズベキスタン)となった。しかし、長﨑の3球目攻撃が冴えわたり相手の得意なカットを封じた展開で第1ゲームを長﨑が奪う。

第2ゲームではAsel ERKEBAEVAも得点を重ねるが、第3ゲームは長﨑が攻撃の手を緩めず大きくリードを広げる。最後は長﨑が3球目攻撃で勝利をつかみ取った。

勝利した女子日本代表は、予選リーググループ2で4勝0敗で1位となり、決勝トーナメント進出が決まった。

女子予選リーググループ2

〇日本 3-0 ウズベキスタン

〇木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎) 3-0 Markhabo MAGDIEVA
11-5/11-3/11-5

〇早田ひな(日本生命) 3-0 Rozalina KHADJIEVA
11-7/11-4/11-4

〇長﨑美柚(木下グループ) 3-0 Asel ERKEBAEVA
11-2/11-8/11-5

木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎) – Rozalina KHADJIEVA

早田ひな(日本生命) – Markhabo MAGDIEVA

女子予選リーググループ2最終順位(10/4時点)

1位 日本(4勝0敗)
2位 スロバキア(3勝1敗)
3位 ハンガリー(2勝2敗)
4位 ポーランド(1勝3敗)
5位 ウズベキスタン(0勝4敗)

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