田中佑汰、中国選手下し本戦へ 及川瑞基も本戦出場権を獲得<WTTスターコンテンダーゴア> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:田中佑汰(愛知工業大)/提供:WTT

大会報道 田中佑汰、中国選手下し本戦へ 及川瑞基も本戦出場権を獲得<WTTスターコンテンダーゴア>

2023.03.01

文:ラリーズ編集部

<WTTスターコンテンダーゴア 日時:2月27日~3月5日 場所:インド・ゴア>

28日、インドのゴアにて行われているWTTスターコンテンダーゴアは2日目を迎え、男女シングルス予選3回戦までが行われた。

田中佑汰が本戦出場


写真:田中佑汰(愛知工業大)/提供:WTT

男子シングルス予選2回戦に登場した田中佑汰(愛知工業大)はSURAVAJJULA Snehit(インド)と対戦。第1ゲームを11-6で制すと、その後は田中が終始主導権を握り、3-0で勝利を飾った。続く予選3回戦では、徐瑛彬(シュインビン・中国)と対戦した。

第1ゲームを田中が制すも、第2ゲームのデュースを徐が奪いゲームカウントは1-1に。田中がもう1ゲームを取り迎えた第4ゲームもデュースまでもつれこんだ。最後は徐のドライブがオーバーミスとなり、14-12で田中が勝利。本戦出場権を得た。


写真:及川瑞基(木下グループ)/提供:WTT

また、及川瑞基(木下グループ)は予選2回戦を突破したが、予選3回戦ではベンス・マヨロス(ハンガリー)相手にフルゲームの接戦となった。最終ゲームでは及川がマッチポイントを握るも、デュースに突入。最後は及川のバックハンドドライブがオーバーミスとなり、惜しくも予選敗退となる。しかし、ラッキールーザー枠として及川もまた本戦出場の機会を得た。

一方、木造勇人(個人)は予選2回戦でAdrien RASSENFOSSE(ベルギー)に敗れ男子シングルスの本戦出場を逃した。木造は及川との男子ダブルスで上位進出を狙う。


写真:戸上隼輔(明治大)/提供:WTT

大会3日目となる3月1日は、全種目で1回戦が行われる。戸上隼輔(明治大)は男子シングルス、宇田幸矢(明治大)と組む男子ダブルスで黄鎮廷(ウォンチュンティン・中国香港)と連続の試合になるが、どちらも勝利して次戦へと進むことができるのか注目したい。

ダブルスでは、第1シードや第2シードに当たることが多い日本勢だが、シードペアを破って勝ち星を挙げることができるか。また、シードを持つ宇田/戸上ペア、張本智和(IMG)/早田ひな(日本生命)ペアはシードペアとしての実力を示すことができるか注目だ。

混合ダブルスでは日本勢対決が早くも実現する。日本勢の28日の試合結果と3月1日の試合予定は以下の通り。

28日日本選手試合結果

男子シングルス予選2回戦

〇田中佑汰(愛知工業大)3-0 SURAVAJJULA Snehit(インド)

木造勇人(個人)0-3 Adrien RASSENFOSSE(ベルギー)〇

〇及川瑞基(木下グループ)3-1 Akash PAL(インド)

男子シングルス予選3回戦

〇田中佑汰(愛知工業大) 3-1 徐瑛彬(シュインビン・中国)

及川瑞基(木下グループ) 2-3 ベンス・マヨロス(ハンガリー)〇

※及川瑞基、ラッキールーザーとして本戦出場権獲得

1日日本選手試合予定

男子シングルス1回戦

戸上隼輔(明治大) – 黄鎮廷(ウォンチュンティン・中国香港)

篠塚大登(愛知工業大) – ジョン・パーソン(スウェーデン)

田中佑汰(愛知工業大)- ベネディクト・デューダ(ドイツ)

及川瑞基(木下グループ) – 趙子豪(ジャオズーホウ・中国)

女子シングルス1回戦

長﨑美柚(木下グループ) – Yashaswini GHORPADE(インド)

張本美和(木下アカデミー) – Minhyung JEE(オーストラリア)

男子ダブルス1回戦

宇田幸矢/戸上隼輔(明治大) – 何鈞傑(フージェンジェ)/黄鎮廷(ウォンチュンティン・中国香港)

木造勇人(個人)/及川瑞基(木下グループ) – マティアス・ファルク/クリスチャン・カールソン(スウェーデン)

女子ダブルス1回戦

張本美和(木下アカデミー)/長﨑美柚(木下グループ) – 田志希(チョンジヒ)/申裕斌(シェンユービン・韓国)

混合ダブルス1回戦

張本美和(木下アカデミー)/戸上隼輔(明治大) – クリスティーナ・ケルべリ/トルルス・モーレゴード(スウェーデン)

長﨑美柚(木下グループ)/及川瑞基(木下グループ) – 早田ひな(日本生命)/張本智和(IMG)

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