今大会初出場の曽根翔、戸上隼輔とのペアで勝利を決める 日本代表は無敗をキープ<卓球・ITTF混合チームワールドカップ2023> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:戸上隼輔(明治大・写真左)と曽根翔(T.T彩たま)/提供:WTT

大会報道 今大会初出場の曽根翔、戸上隼輔とのペアで勝利を決める 日本代表は無敗をキープ<卓球・ITTF混合チームワールドカップ2023>

2023.12.08

文:ラリーズ編集部

<卓球・ITTF混合チームワールドカップ2023 日程:12月4~10日 場所:成都(中国)>

7日、ITTF混合チームワールドカップは大会4日目を迎え、第2ステージの試合が行われた。

曽根翔が初出場

第2ステージ第2戦で、日本代表はスウェーデン代表と対戦。日本代表は3番の張本智和(智和企画)までに合計7ゲームを獲得して王手をかけ、4番に戸上隼輔(明治大)/張本智和ペアを起用して勝負を決めに行くも、クリスティアン・カールソン/アントン・ケルベリペアに3ゲーム連取される形で、5番の女子ダブルスまで試合を回されてしまう。

それでも、5番に出場した張本美和(木下アカデミー)/早田ひな(日本生命)ペアがクリスティーナ・ケルベリ/リンダ・バルグストロームペアから第1ゲームを奪い、トータルカウント8-5で日本代表の勝利を決めた。


写真:木原美悠(木下グループ)/提供:ITTFWorld

続く第3戦では、スロバキア代表と対戦。1番で張本/早田ペアが3ゲームを獲得すると、2番には今大会シングルス初起用の木原美悠(木下グループ)が出場。国際大会の経験豊富なバラボラ・バラージョバーから2ゲームを奪って流れを作り、3番の戸上もヤコブ・ゼリンカとの試合をゲームカウント2-1で終え、トータルカウント7-2で日本代表が王手をかける。

そして、4番では曽根翔(T.T彩たま)が戸上隼輔(明治大)とペアを組んで今大会初出場。ヤコブ・ゼリンカ/Samuel ARPASペアからしっかりと1ゲームを奪い、トータルカウント8-2で勝利を決めた。

第2ステージ第2試合

〇日本 8-5 スウェーデン

戸上隼輔(明治大)/張本美和(木下アカデミー)2-1 クリスティアン・カールソン/クリスティーナ・ケルベリ

早田ひな(日本生命)3-0 リンダ・バルグストローム

張本智和(智和企画)2-1 アントン・ケルベリ

戸上隼輔(明治大)/張本智和(智和企画)0-3 クリスティアン・カールソン/アントン・ケルベリ

張本美和(木下アカデミー)/早田ひな(日本生命)1-0 クリスティーナ・ケルベリ/リンダ・バルグストローム

第2ステージ第3試合

〇日本 8-2 スロバキア

張本智和(智和企画)/早田ひな(日本生命)3-0 ワン・ヤン/タチアナ・ククルコバー

木原美悠(木下グループ)2-1 バラボラ・バラージョバー

戸上隼輔(明治大)2-1 ヤコブ・ゼリンカ

戸上隼輔(明治大)/曽根翔(T.T彩たま)1-0 ヤコブ・ゼリンカ/Samuel ARPAS

第2ステージ結果(12/7時点)

中国(4勝0敗)
日本(4勝0敗)
韓国(4勝0敗)
ドイツ(2勝2敗)
スウェーデン(1勝3敗)
フランス(1勝3敗)
スロバキア(0勝4敗)
チャイニーズタイペイ(0勝4敗)

ITTF混合チームワールドカップ2023日本代表

男子選手

張本智和(智和企画)
戸上隼輔(明治大学)
吉山僚一(日本大学)
曽根翔(T.T彩たま)

女子選手

早田ひな(日本生命)
平野美宇(木下グループ)
木原美悠(木下グループ)
張本美和(木下アカデミー)

ITTF混合チームワールドカップのルール

1番混合ダブルス、2番女子シングルス(ミックスダブルスに参加しない選手が出場)、3番男子シングルス(ミックスダブルスに参加しない選手が出場)、4番女子ダブルスor男子ダブルス、5番男子ダブルスor女子ダブルスで試合を行い、先に8ゲームを先取したチームが勝利となる。

総当たり形式の第1ステージでは、勝利したチームに勝ち点2、敗れたチームに勝ち点1が与えられ、最終的に勝ち点が多い上位2チームが第2ステージに進出する。

第2ステージでは、8チームによる総当たり戦を実施して順位を決める。ただし、第1ステージで既に対戦した国同士の結果は第1ステージの結果が持ち越され、再戦はしない。

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