上田仁、今季ブンデスリーガ初出場 デビュー戦を勝利で飾る<卓球・ドイツブンデスリーガ2023-2024> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:上田仁(シェークハンズ)/撮影:ラリーズ編集部 ※写真は2023年全日本選手権

大会報道 上田仁、今季ブンデスリーガ初出場 デビュー戦を勝利で飾る<卓球・ドイツブンデスリーガ2023-2024>

2024.01.08

文:ラリーズ編集部

<卓球・ドイツブンデスリーガ2023-2024>

ドイツブンデスリーガ1部は1月5日からシーズン後半戦の第12節が行われている。

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上田仁がブンデスリーガデビュー

チームの選手登録ミスにより、2023-2024シーズンのブンデスリーガ前半戦に出場できなかった上田仁(シェークハンズ)が、第12節で遂にデビューを飾った。

ホームマッチの1番を託された上田は、2023年に国際大会優勝を経験したキリル・ゲラシメンコ(カザフスタン)と対戦。

中陣からの粘り強いラリー戦が持ち味のゲラしメンコに対し、積極的なチキータで先手を取った上田が第1ゲームを先取する。第2ゲーム以降も緻密なサービス、レシーブで主導権を握り、得点を重ねた上田がゲームカウント3-0でゲラシメンコに勝利。前半戦出場が叶わなかった鬱憤を晴らすような、圧巻のデビュー戦となった。


写真:フィリップ・ゼリコ(クロアチア)/提供:WTT

上田の勝利で勢いのついたケーニヒスホーフェンは、2番のフィリップ・ゼリコ(クロアチア)も躍動。昨シーズンのブンデスリーガで勝率1位のマティアス・ファルク(スウェーデン)に対し、気迫を全面に出したプレーで攻め続け、フルゲームで勝利を飾った。


写真:バスティアン・シュテガー(ドイツ)/提供:WTT

そして、3番ではベテランのバスティアン・シュテガー(ドイツ)がマルセロ・アギーレ(パラグアイ)とのラリー戦を制して、勝利。マッチカウント3-0でケーニヒスホーフェンが勝利を決めた。

ブンデスリーガ第12節

〇ケーニヒスホーフェン 3-0 ブレーメン

〇上田仁(シェークハンズ)3-0 キリル・ゲラシメンコ(カザフスタン)
〇フィリップ・ゼリコ(クロアチア)3-2 マティアス・ファルク(スウェーデン)
〇バスティアン・シュテガー(ドイツ)3-0 マルセロ・アギーレ(パラグアイ)

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