文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTスターコンテンダーゴア2024 日程:2024年1月23~28日 場所:ゴア(インド)>
国内卓球界の話題は全日本卓球選手権が独占するなか、国際舞台での戦いは続く。23日、インドにてWTTスターコンテンダーゴアが開幕する。20日に幕を閉じたWTTコンテンダードーハに続くWTTシリーズだ。
21日まで行われていたヨーロッパトップ16カップを戦った欧州選手たちも多数参加予定であり、熱戦が期待される。
今大会は男女シングルス、ダブルスと混合ダブルスの計5種目だが、今回は主に男女シングルスの見どころを紹介する。
ヨーロッパを制したヨルジッチは2週連続を狙う
写真:ダルコ・ヨルジッチ(スロベニア)/提供:WTT
ダルコ・ヨルジッチ(スロベニア)はヨーロッパトップ16カップを制し、大会三連覇を達成した。移動を挟んでの連戦となりスケジュールはハードだが、2週連続でのタイトルを目指す。ヨーロッパトップ16にて準優勝の成績を残したトルルス・モーレゴード(スウェーデン)や3位のアレクシス・ルブラン(フランス)、マルコス・フレイタス(ポルトガル)ら欧州の実力者が揃って参戦予定だ。
写真:トルルス・モーレゴード(スウェーデン)/提供:WTT
中国選手は参加しないが、アジアからは李尚洙(イサンス)、林鐘勲(イムジョンフン)らの韓国勢や荘智淵(チュアンチーユエン・チャイニーズタイペイ)らが参戦する。サティアン・グナナセカラン(インド)ら、地元インド勢にも注目だ。
好調のユアン・ジアナンや田志希に注目
写真:ユアン・ジャナン(フランス)/提供:WTT
ヨーロッパトップ16カップの女子シングルスを制したフランスの38歳、ユアン・ジャナン(フランス)も第6シードとして参戦予定だ。また、同じく先週行われていたWTTコンテンダードーハにてWTT初タイトルと単複二冠を達成した田志希(チョンジヒ・韓国)もエントリーしている。両者ともに先週の好調をキープして、今大会でも上位進出を果たしたいところだ。
写真:マニカ・バトラ(インド)/提供:WTT
女子シングルス第1シードは申裕斌(シンユビン・韓国)だ。WTTコンテンダードーハは決勝で田志希との同士討ちで惜しくも敗れ準優勝に終わっただけに、今回は“リベンジ”を狙う。
もう一人、注目したい選手は地元のマニカ・バトラ(インド)だ。バックに粒高ラバーを使用する特徴的なプレースタイルで臨むバトラは、今大会第9シードでエントリー。地元の声援を受け、躍進に期待がかかる。
男子シングルス トップ8シード
ウーゴ・カルデラノ(ブラジル)
フェリックス・ルブラン(フランス)
邱党(キュウダン・ドイツ)
張禹珍(ジャンウジン・ドイツ)
ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)
クアドリ・アルナ(ナイジェリア)
ダルコ・ヨルジッチ(スロベニア)
アントン・ケルベリ(スウェーデン)
女子シングルス トップ8シード
申裕斌(シンユビン・韓国)
ヤン・シャオシン(モナコ)
朱芊曦(チュチョンヒ・韓国)
鄭怡静(チェンイーチン・チャイニーズタイペイ)
ニーナ・ミッテルハム(ドイツ)
ユアン・ジャナン(フランス)
ハナ・ゴーダ(エジプト)
田志希(チョンジヒ・韓国)