今大会初出場の田中佑汰、ストレート勝ち 予選リーグ全勝で首位通過<世界卓球2024> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:田中佑汰(個人)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 今大会初出場の田中佑汰、ストレート勝ち 予選リーグ全勝で首位通過<世界卓球2024>

2024.02.19

文:ラリーズ編集部

<ITTF世界卓球選手権釜山大会2024 日程:2月16日~2月25日 場所:釜山(韓国)>

19日、世界卓球選手権釜山大会の4日目が行われ、男子予選リーグで日本代表とマダガスカル代表が対戦した。

日本がマッチカウント3-0でマダガスカルに勝利し、予選リーグ4戦4勝で1位通過を決めた。

全員がストレート勝ちでマダガスカルに完勝


写真:張本智和(智和企画)/撮影:ラリーズ編集部

1番で張本智和(智和企画)が20歳のラコトアリマナナ(マダガスカル)と対戦。今大会4戦3勝と好調のラコトアリマナナの強打をものともせず落ち着いたプレーを見せた張本がストレートで勝利。相手に許した点数はわずか12点という完勝だった。


写真:篠塚大登(愛知工業大)/撮影:ラリーズ編集部

続く2番では、篠塚大登(愛知工業大)と19歳のラザフィナリーフの対戦となった。第1ゲームは出だしに苦しむも長いデュースを粘りきった篠塚が15-13で奪い取る。第2ゲームは前半でリードされるも、重要なポイントを取り切り11-9で連取。第3ゲームは出だしでリードをすると、畳み掛けるような連続攻撃で相手を完封しストレートで勝利した。


写真:田中佑汰(個人)/撮影:ラリーズ編集部

勝利に王手をかけた日本は3番で今大会初出場の田中佑汰(個人)を起用。多彩なバックハンドでナディベル(マダガスカル)を翻弄。第1ゲームを11-1で先取するなど一気に3ゲームを連取しストレート勝ちを収めた。

マッチカウント3-0でマダガスカルに勝利した日本は予選リーグ全勝で1位通過を果たした。続く決勝トーナメント1回戦はシードとなり、2回戦のベスト8決定戦に勝利するとパリ五輪出場権獲得となる。

世界卓球2024 予選グループ5

第4戦 日本 3-0 マダガスカル

〇張本智和(智和企画)3-0 ラコトアリマナナ
11-5/11-4/11-3

〇篠塚大登(愛知工業大)3-0 ラザフィナリーフ
15-13/11-9/11-3

〇田中佑汰(個人)3-0 ナディベル
11-1/11-7/11-5

張本智和(智和企画)– ラザフィナリーフ

篠塚大登(愛知工業大)– ラコトアリマナナ

世界卓球2024 予選グループ5 日本の第1試合~3試合結果

第1戦 日本 W-L ナイジェリア

第2戦 日本 3-0 チェコ

〇張本智和(智和企画) 3-1 トーマス・ポランスキー
11-5/11-1/10-12/11-8

〇篠塚大登(愛知工業大) 3-0 ルボミル・ヤンカリク
11-5/11-5/11-4

〇松島輝空(木下グループ) 3-0 シモン・ベリーク
11-2/11-6/11-7

張本智和(智和企画) – ルボミル・ヤンカリク

篠塚大登(愛知工業大) – トーマス・ポランスキー

第3戦 日本 3-1 チャイニーズタイペイ

〇張本智和(智和企画)3-0 高承睿
11-5/17-15/13-11

篠塚大登(愛知工業大)2-3 林昀儒〇
11-6/6-11/5-11/12-10/6-11

〇松島輝空(木下グループ)3-2 荘智淵
11-9/11-13/11-6/8-11/11-9

〇張本智和(智和企画)3-2 林昀儒
12-10/9-11/11-3/7-11/11-3

篠塚大登(愛知工業大)– 高承睿

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