パリ五輪に向けて男女日本代表監督「ダブルスがキーポイント」<世界卓球2024記者会見> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:会見に臨んだ男女日本代表/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 パリ五輪に向けて男女日本代表監督「ダブルスがキーポイント」<世界卓球2024記者会見>

2024.02.27

文:ラリーズ編集部

<ITTF世界卓球選手権釜山大会2024 日程:2月16日~2月25日 場所:釜山(韓国)>

26日、卓球の男女日本代表が韓国から帰国し、都内ホテルにて記者会見を行った。

この会見の中で、田㔟邦史男子代表監督と渡辺武弘女子代表監督がパリ五輪に向けての今後の方針について言及した。

パリ五輪に向けて 日本代表監督 コメント

渡辺武弘女子代表監督


写真:渡辺武弘監督/撮影:ラリーズ編集部

今度のオリンピックの団体戦の方式ではダブルスが1番にありますので、強いペアを作っていくってことが早急にやる必要があります。

理想としては色々なペアでどのペアが組んでも高い実力があるペアを作っていければ理想かなと思ってますけど、まずは練習や合宿からダブルスの練習を毎日取り入れていって、WTTの試合に出場してその試合の中でも磨いていくことが急務です。

また団体戦のシングルスも3人とも出ますし(ダブルスと)同じように合宿とWTTの試合も結構あって、早田選手と平野選手は個人戦にも出られます。

世界ランキングをできるだけ上げていって良いシードを取ることもメダルの可能性が高くなってきますのでシングルスの強化も同時にしていかなきゃいけないかなと思ってるところです。

田㔟邦史男子代表監督


写真:田㔟邦史男子代表監督/撮影:ラリーズ編集部

男子については日本にいる時にはNTCを拠点として合宿をやっていくんですけども、やはり世界ランキングのポイントを獲得する必要があるのでより多くの国際大会に出ていこうかなと思います。

今大会予選リーグでチャイニーズタイペイに勝ってそのチャイニーズタイペイが中国と反対側に入ってメダルを獲得したというところから、やはりシード権を獲得するということがことがメダル獲得に1番近い道だと思うので、団体シングルスミックスの全てでまずはいいシードを獲得するために国際大会に出てしっかりとポイントを稼いでいきたいなという風に思っています。

あとはダブルスの強化ですね。国際大会にダブルスを出場させて強化をしていきます。

オリンピックではダブルスが非常にキーポイントになるんじゃないかなという風に考えています。

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