文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTシンガポールスマッシュ2024 日程:2024年3月7~17日 場所:シンガポール>
13日、WTTシンガポールスマッシュは男女シングルス2回戦の残りの試合、男女ダブルス2回戦、混合ダブルス準々決勝が行われた。
張本美和(木下グループ)は2回戦突破を決め、続く3回戦では孫穎莎(スンイーシャ・中国)と対戦することとなった。
混合ダブルスの張本智和(智和企画)/早田ひな(日本生命)は準々決勝で完勝を収めベスト4進出を決めた。
張本美和は2回戦完勝 世界卓球のリベンジマッチへ
写真:3回戦で張本と対戦する孫穎莎(中国)/提供:WTT
張本美和は2回戦、チャイニーズタイペイの30歳、陳思羽(チェンズーユ)と対戦し、ゲームカウント3-0の快勝を収めた。続く3回戦では大会第1シードの孫穎莎との対戦が組まれた。両者は先月の世界卓球の決勝で対戦しており、その時は張本は孫の前に0-3で敗れている。1か月ごしのリベンジとなるか、日本期待の15歳に注目だ。
写真:吉村真晴(TEAM MAHARU)/提供:WTT
男子シングルスでは予選から勝ち上がってきた吉村真晴(TEAM MAHARU)が2回戦に登場。世界ランク10位の邱党(キュウダン・ドイツ)との対戦だったが、0-3で敗れ、健闘むなしく大会を去ることとなった。30代に突入してもなお、世界の舞台で強さを見せる吉村には、今後のさらなる飛躍に期待したいところだ。
日韓国際ペア対決は木原ペアに軍配 張本早田は混合複4強
写真:木原美悠(木下グループ)と朱芊曦(韓国)/提供:WTT
女子ダブルス2回戦は木原美悠(木下グループ)/朱芊曦(チュチョンヒ・韓国)と長﨑美柚(木下グループ)/金娜英(キムナヨン・韓国)との日韓国際ペア対決となった。普段ダブルスペアを組む木原、長﨑が対戦相手として当たった注目のカードは、木原/朱がゲームカウント3-0で完勝し、準々決勝進出を決めた。準々決勝では韓国のエースペア、田志希(チョンジヒ)/申裕斌(シンユビン)と対戦することとなった。
写真:早田ひな(日本生命)と張本智和(智和企画)/提供:WTT
男子ダブルスでは戸上隼輔(明治大)/篠塚大登(愛知工業大)が南米チリのペアを破り準々決勝進出。混合ダブルスでは張本智和/早田ひなが準々決勝でオーストリアペアを破り、4強入りを決めている。
13日 日本選手の結果
男子シングルス2回戦
吉村真晴 0-3 邱党(ドイツ)〇
女子シングルス2回戦
〇張本美和 3-0 陳思羽(チャイニーズタイペイ)
男子ダブルス2回戦
〇戸上隼輔/篠塚大登 3-1 ニコラス・ブルゴス/グスタボ・ゴメス(チリ)
女子ダブルス2回戦
〇木原美悠/朱芊曦(韓国) 3-0 長﨑美柚/金娜英(韓国)
混合ダブルス準々決勝
〇張本智和/早田ひな 3-0 ロベルト・ガルドシュ/ソフィア・ポルカノバ(オーストリア)
14日 日本選手の試合予定
男子シングルス3回戦
張本智和 - 梁靖崑(中国)
女子シングルス3回戦
張本美和 - 孫穎莎(中国)
平野美宇 - 伊藤美誠
男子ダブルス準々決勝
戸上隼輔/篠塚大登 - 張禹珍/林鐘勲(韓国)
女子ダブルス準々決勝
木原美悠/朱芊曦(韓国) - 田志希/申裕斌(韓国)
混合ダブルス準決勝
張本智和/早田ひな - 林鐘勲/申裕斌(韓国)