文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTコンテンダーザグレブ2024 日程:2024年6月3~6月9日 場所:ザグレブ(クロアチア)>
5日、WTTコンテンダーザグレブ2024は大会3日目を迎え、全予選が終了した。
大藤沙月が女子単複で本戦へ
女子シングルス予選3回戦では、大藤沙月(ミキハウス)がタニア・プライアン(ルーマニア)と対戦。第1、2ゲームをテンポよく大藤が連取するも、第3ゲームはデュースまでもつれる接戦となり、タニアが逆転で取り切り1ゲームを返される。
第4ゲームは第3ゲームを制したタニアの勢いが止まらず、タニアが連取し、フルゲームへ。最終第5ゲームは大藤が序盤から一気に突き放し、11-4で奪取。ゲームカウント3-2で大藤が勝利し、本戦出場を決めた。
写真:大藤沙月(ミキハウス)/提供:WTT
また、女子ダブルス予選2回戦には、大藤/横井咲桜(ミキハウス)ペアが登場。アンナ・ベングジン/カタジナ・ベングジン(ポーランド)の姉妹ペアと対戦し、終始リードを奪い、2ゲームを連取。
第3ゲームはポーランドペアに粘られるも、しっかりと日本ペアが取り切り、ストレートで日本ペアが勝利。大藤/横井ペアは本戦出場権を獲得した。大藤は女子単複の2種目で予選を通過している。
写真:大藤沙月/横井咲桜(ミキハウス)/提供:WTT
男子シングルス予選3回戦には、予選2回戦をフルゲームで制した篠塚大登(愛知工業大)が登場。2回戦と同じくフランスの選手であるVincent PICARD(フランス)と対戦するも、競り合いとなった第1、2ゲームをPICARDに連取され、追い込まれる展開に。
第3ゲームは粘りたい篠塚だったが、PICARDの勢いは止まらず、中盤で一気に引き離され、PICARDが第3ゲームも連取。篠塚はストレートで敗退し、本戦出場とはならなかった。
写真:篠塚大登(愛知工業大)/提供:WTT
6日からは本戦が開幕し、各種目1回戦が行われる。
5日 日本選手試合結果
男子シングルス予選3回戦
篠塚大登(愛知工業大)0-3 Vincent PICARD(フランス)〇
女子シングルス予選3回戦
〇大藤沙月(ミキハウス)3-2 タニア・プライアン(ルーマニア)
女子ダブルス予選2回戦
〇大藤沙月/横井咲桜(ミキハウス)3-0 アンナ・ベングジン/カタジナ・ベングジン(ポーランド)
6日 日本選手試合予定
男子シングルス1回戦
張本智和(智和企画)- 荘智淵(チュアンチーユエン・チャイニーズタイペイ)
戸上隼輔(井村屋グループ)- アンドレイ・ガチーナ(クロアチア)
松島輝空(木下グループ)- パン・コーエン(シンガポール)
女子シングルス1回戦
早田ひな(日本生命)- Lea RAKOVAC(クロアチア)
大藤沙月(ミキハウス)- エリザベタ・サマラ(ルーマニア)
平野美宇(木下グループ)- 李昱諄(リユジュン・チャイニーズタイペイ)
伊藤美誠(スターツ)- Hana ARAPOVIC(クロアチア)
張本美和(木下グループ)- 朱芊曦(チュチョンヒ・韓国)
木原美悠(木下グループ)- 申裕斌(シンユビン・韓国)
男子ダブルス1回戦
篠塚大登(愛知工業大)/戸上隼輔(井村屋グループ)- シモン・ゴジ/アレクシス・ルブラン(フランス)
張本智和(智和企画)/松島輝空(木下グループ)- チュウ・ツェユ/CHUA Josh Shao Han(シンガポール)
女子ダブルス1回戦
張本美和/平野美宇(木下グループ)- アンナ・ベングジン/カタジナ・ベングジン(ポーランド)
大藤沙月/横井咲桜(ミキハウス)- アディナ・ディアコヌ(ルーマニア)/シャオ・マリア(スペイン)
混合ダブルス1回戦
早田ひな(日本生命)/張本智和(智和企画)- Nandor ECSEKI/Dora MADARASZ(ハンガリー)