写真:木原美悠/長﨑美柚ペア(木下グループ)/提供:WTT
大会報道 木原美悠/長﨑美柚ペアが今季初優勝 張本兄妹、早田はシングルス4強入り<卓球・WTTスターコンテンダーリュブリャナ2024>
2024.06.16
文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTスターコンテンダーリュブリャナ2024 日程:2024年6月11~6月16日 場所:リュブリャナ(スロベニア)>
15日、WTTスターコンテンダーリュブリャナ2024は5日目を迎え、男女シングルス準々決勝までと男女ダブルスの決勝が行われた。
“Wみゆう”が女子複優勝
女子ダブルスでは、今大会第1シードの木原美悠/長﨑美柚(木下グループ)ペアは決勝で第2シードの田志希(チョンジヒ)/朱芊曦(チュチョンヒ・韓国)ペアと対戦。木原/長﨑ペアは第1ゲームこそ落とすものの、そこから3ゲームを連取して今シーズンのWTTで初優勝を決めた。なお、6月15日に22歳の誕生日を迎えた長﨑は、誕生日を女子ダブルス優勝で飾った。
張本が2試合連続ストレート勝利
写真:張本智和(智和企画)/提供:WTT
今大会好調の張本智和(智和企画)は3回戦でエジプトのオマー・アサールと対戦し、ゲームカウント3-0のストレート勝利を決めた。続く準々決勝ではドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)と対戦。オフチャロフも強さを見せたが、全ゲーム11-9で張本が奪い切り、ゲームカウント3-0のストレート勝利を決めた。張本は男子シングルス日本勢で唯一の準決勝進出となった。
写真:松島輝空(木下グループ)/提供:WTT
2回戦でトルルス・モーレゴード(スウェーデン)を破り、快進撃を続けていた松島輝空(木下グループ)は、3回戦で邱党(キュウダン・ドイツ)と対戦。試合は接戦となったが、最後は松島が逃げ切りゲームカウント3-2で勝利を収めた。しかし、準々決勝では韓国の若きサウスポー・趙大成(チョデソン)にゲームカウント1-3で敗れ、惜しくもベスト8敗退となった。
張本美和と早田ひなが4強 準決勝では直接対決へ
写真:早田ひな(日本生命)/提供:WTT
女子シングルス第1シードの早田ひな(日本生命)は3回戦でチャン・リリー(アメリカ)を下すと、準々決勝では38歳のベテラン、ユアン・ジャナン(フランス)と対戦。試合は2ゲームを先取される苦しい展開となったが、そこから早田が意地を見せて逆転勝利を決めた。
写真:張本美和(木下グループ)/提供:WTT
張本美和(木下グループ)は3回戦で朱芊曦(チュチョンヒ・韓国)、準々決勝ではアドリアーナ・ディアス(プエルトリコ)を下し、準決勝進出。16日の準決勝は早田ひなとの日本選手対決となった。
15日 日本選手の結果
男子シングルス3回戦
〇張本智和(智和企画)3-0 オマー・アサール(エジプト)
〇松島輝空(木下グループ)3-2 邱党(キュウダン・ドイツ)
男子シングルス準々決勝
〇張本智和(智和企画)3-0 ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)
松島輝空(木下グループ)1-3 趙大成(チョデソン・韓国)〇
女子シングルス3回戦
〇早田ひな(日本生命)3-1 チャン・リリー(アメリカ)
〇張本美和(木下グループ)3-1 朱芊曦(チュチョンヒ・韓国)
〇平野美宇(木下グループ)3-0 リンダ・バルグストローム(スウェーデン)
伊藤美誠(スターツ)1-3 プリティカ・パヴァド(フランス)〇
〇木原美悠(木下グループ)3-2 田志希(チョンジヒ・韓国)
長﨑美柚(木下グループ)1-3 申裕斌(シンユビン・韓国)〇
女子シングルス準々決勝
〇早田ひな(日本生命)3-2 ユアン・ジャナン(フランス)
〇張本美和(木下グループ)3-0 アドリアーナ・ディアス(プエルトリコ)
平野美宇(木下グループ)0-3 プリティカ・パヴァド(フランス)〇
木原美悠(木下グループ)2-3 申裕斌(韓国)〇
女子ダブルス決勝
〇木原美悠/長﨑美柚(木下グループ)3-1 田志希(チョンジヒ)/朱芊曦(チュチョンヒ・韓国)
16日 日本選手の試合予定
男子シングルス準決勝
張本智和(智和企画)‐ フェリックス・ルブラン(フランス)
女子シングルス準決勝
早田ひな(日本生命)‐ 張本美和(木下グループ)
混合ダブルス決勝
張本智和(智和企画)/早田ひな(日本生命)‐ 林鐘勲/申裕斌(韓国)