文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTコンテンダーラゴス2024 日程:2024年6月19~6月23日 場所:ラゴス(ナイジェリア)>
23日、WTTコンテンダーラゴス2024は大会最終日を迎え、全日程が終了した。
男子シングルスはドミトリ・オフチャロフが制す
男子シングルス決勝では、今大会第1シードで準決勝までで1ゲームしか落としていなかったドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)と、準決勝で林鐘勲(イムジョンフン・韓国)を激戦の末に破ったリカルド・ワルザー(ドイツ)が対戦。
写真:ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)/提供:WTT
同士打ちとなった決勝の一戦は、第1、第2ゲームをオフチャロフが制して2ゲームを連取。第3ゲームは序盤で抜け出したワルザーがリードを保ち、ゲームを奪い返す。しかし、第4ゲームはワルザーが先行するも、オフチャロフが逆転し、デュースを制してゲームを奪取する。
写真:リカルド・ワルザー(ドイツ)/提供:WTT
オフチャロフが王手をかけた第5ゲームは、勢いに乗ったオフチャロフが先行し、ワルザーの猛追を振り切って勝利。ゲームカウント4-1で同士討ちを制したオフチャロフが、見事今シーズンのWTTシングルス初優勝を飾った。
また、男子ダブルスでは、マナフ・タッカー/ハーメット・デサイ(インド)ペアが地元ナイジェリアのオラジデ・オモタヨ/Azeez SOLANKE(ナイジェリア)ペアを破り、優勝に輝いた。
女子シングルスはスリージャ・アクラが優勝
女子シングルス決勝では、スリージャ・アクラ(インド)と中国の16歳・丁怡婕(ディンイジェ)が対戦。
写真:スリージャ・アクラ(インド)/提供:WTT
第1ゲームは競り合いの末に丁怡婕が制するも、第2ゲーム以降はアクラが先行する展開となり、アクラが2ゲームを連取。第4ゲームは丁怡婕も息を吹き返して攻勢に出るもアクラの勢いの前に太刀打ちできず、第4、第5ゲームもアクラが奪取して、ゲームカウント4-1でアクラが勝利。WTTフィーダーコーパス・クリスティに続いて、今シーズン2度目のシングルス優勝、ならびにWTTコンテンダーシリーズで初優勝を飾った。
また、アクラは女子ダブルスでも優勝を飾り、大会2冠を達成した。
WTTコンテンダーラゴス2024最終結果
男子シングルス
写真:男子シングルス表彰式/提供:WTT
第1位:ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)
第2位:リカルド・ワルザー(ドイツ)
第3位:Thibault PORET(フランス)、林鐘勲(イムジョンフン・韓国)
女子シングルス
写真:女子シングルス表彰式/提供:WTT
第1位:スリージャ・アクラ(インド)
第2位:丁怡婕(ディンイジェ・中国)
第3位:スティルタ・ムカルジー(インド)、アイヒカ・ムカルジー(インド)
男子ダブルス
写真:男子ダブルス表彰式/提供:WTT
第1位:マナフ・タッカー/ハーメット・デサイ(インド)
第2位:オラジデ・オモタヨ/Azeez SOLANKE(ナイジェリア)
第3位:FEI Junhang/LUO Jiecheng(中国)、NING Xiankun/KANG Youde(中国)
女子ダブルス
写真:女子ダブルス表彰式/提供:WTT
第1位:スリージャ・アクラ/Archana Girish KAMATH(インド)
第2位:Yashaswini GHORPADE/Diya Parag CHITALE(インド)
第3位:アイヒカ・ムカルジー/スティルタ・ムカルジー(インド)、丁怡婕/SUN Sinan(中国)
混合ダブルス
写真:混合ダブルス表彰式/提供:WTT
第1位:林鐘勲(イムジョンフン)/申裕斌(シンユビン・韓国)
第2位:LUO Jiecheng/XU Huiyao(中国)
第3位:マナフ・タッカー/Archana Girish KAMATH(インド)、Manush Utpalbhai SHAH/Diya Parag CHITALE(インド)