＜卓球・WTTスターコンテンダーバンコク2024　日程：2024年7月2～7月7日　場所：バンコク（タイ）＞

4日、WTTスターコンテンダーバンコク2024は大会3日目を迎え、各種目1回戦が行われた。

宇田幸矢、男子単複でフルゲームの激戦制し2回戦へ

男子ダブルス1回戦では、吉村真晴（株式会社SCOグループ）/宇田幸矢（協和キリン）ペアが姚鈞涛/陳顥樺（中国香港）ペアと対戦。序盤から競り合う展開となるも、第1、第2ゲームを香港ペアに連取されて後がなくなる。第3ゲームも中盤まで香港ペアがリードを奪うも、吉村/宇田ペアが猛追し逆転。第3ゲームを吉村/宇田ペアが取り返した。

第4ゲームは、吉村/宇田ペアが先行して奪取。第5ゲームも吉村/宇田ペアが流れを掴み、香港ペアの追い上げも逃げ切って勝利。吉村/宇田ペアが3ゲームを追い上げる逆転劇で勝利し、2回戦進出を決めた。

写真：張本美和/木原美悠（木下グループ）ペア/提供：WTT

その他、男子ダブルスでは張本智和（智和企画）/松島輝空（木下グループ）ペア、女子ダブルスでは張本美和/木原美悠（木下グループ）ペア、佐藤瞳/橋本帆乃香（ミキハウス）ペア、混合ダブルスでは張本智和（智和企画）/早田ひな（日本生命）ペアが初戦を突破している。

写真：宇田幸矢（協和キリン）/提供：WTT

男子シングルス1回戦では、宇田幸矢がジョアン・モンテイロ（ポルトガル）と対戦。第1ゲームをモンテイロ、第2ゲームを宇田が奪うも、第3ゲームはモンテイロが奪い、宇田が追い詰められる展開に。競り合いとなった第4ゲームは宇田が意地を見せ11-9で奪いフルゲームへ。

最終ゲームは終盤までモンテイロが先行するも、宇田が8-8で追いつき、そのまま逆転。デュースにもつれるも、最後は宇田に軍配。宇田がフルゲームを制し、2回戦進出を決めた。

写真：田中佑汰（個人）/提供：WTT

また、男子シングルス1回戦では田中佑汰（個人）がFlorian BOURRASSAUD（フランス）にストレートで快勝を収め、2回戦へと駒を進めた。田中は、2回戦で篠塚大登（愛知工業大）と対戦する。

写真：佐藤瞳（ミキハウス）/提供：WTT

女子シングルス1回戦では、芝田沙季（ミキハウス）、佐藤瞳（ミキハウス）、橋本帆乃香（ミキハウス）のミキハウス勢が全員ストレートで快勝し、2回戦進出を決めている。

5日には、男女シングルス2回戦と各ダブルス準々決勝、準決勝が行われる。

4日　日本選手試合結果

男子シングルス1回戦

及川瑞基（岡山リベッツ）2-3 黄鎮廷（ウォンチュンティン・中国香港）〇

〇田中佑汰（個人）3-0 Florian BOURRASSAUD（フランス）

〇宇田幸矢（協和キリン）3-2 ジョアン・モンテイロ（ポルトガル）

女子シングルス1回戦

〇芝田沙季（ミキハウス）3-0 李昱諄（リユジュン・チャイニーズタイペイ）

笹尾明日香（日本生命）1-3 WANG Yi-Ju（チャイニーズタイペイ）〇

〇佐藤瞳（ミキハウス）3-0 Archana Girish KAMA（インド）

〇橋本帆乃香（ミキハウス）3-0 タチアナ・ククルコバー（スロバキア）

男子ダブルス1回戦

〇吉村真晴（株式会社SCOグループ）/宇田幸矢（協和キリン）3-2 姚鈞涛/陳顥樺（中国香港）

〇張本智和（智和企画）/松島輝空（木下グループ）3-0 Sitisak NUCHCHART/Napat THANMATHIKOM（タイ）

英田理志（タカシマアカデミー）/マルコス・マドリッド（メキシコ）0-3 高承睿（ガオチェンルイ）/荘智淵（チュアンチーユエン・チャイニーズタイペイ）〇

女子ダブルス1回戦

〇張本美和/木原美悠（木下グループ）3-1 アンドレア・ドラゴマン/ベルナデッテ・スッチ（ルーマニア）

〇佐藤瞳/橋本帆乃香（ミキハウス）3-0 YOO Yerin/CHOI Nahyun（韓国）

混合ダブルス1回戦

〇張本智和（智和企画）/早田ひな（日本生命）3-1 ハーメット・デサイ/Yashaswini GHORPADE（インド）

5日　日本選手試合予定

男子シングルス2回戦

吉村真晴（株式会社SCOグループ）- 黄彦誠（フアンヤンチェン・チャイニーズタイペイ）

田中佑汰（個人）- 篠塚大登（愛知工業大）

張本智和（智和企画）- 陳顥樺（中国香港）

宇田幸矢（協和キリン）- クアドリ・アルナ（ナイジェリア）

松島輝空（木下グループ）- Snehit SURAVAJJULA（インド）

女子シングルス2回戦

芝田沙季（ミキハウス）- 陳幸同（チェンシントン・中国）

木原美悠（木下グループ）- サウェータブット・ジニパ（タイ）

長﨑美柚（木下グループ）- 陳思羽（チェンズーユ・チャイニーズタイペイ）

伊藤美誠（スターツ）- ユアン・ワン（ドイツ）

佐藤瞳（ミキハウス）- 金娜英（キムナヨン・韓国）

橋本帆乃香（ミキハウス）- 張本美和（木下グループ）

男子ダブルス準々決勝

吉村真晴（株式会社SCOグループ）/宇田幸矢（協和キリン）- 趙大成（チョデソン）/張禹珍（ジャンウジン・韓国）

張本智和（智和企画）/松島輝空（木下グループ）- パン・コーエン/アイザック・クエク（シンガポール）

女子ダブルス準々決勝

張本美和/木原美悠（木下グループ）- 田志希（チョンジヒ）/申裕斌（シンユビン・韓国）

佐藤瞳/橋本帆乃香（ミキハウス）- エリザベタ・サマラ/アディナ・ディアコヌ（ルーマニア）

混合ダブルス準々決勝

張本智和（智和企画）/早田ひな（日本生命）- Manush Utpalbhai SHAH/Diya Parag CHITALE（インド）