張本智和、パリ五輪前最終戦で中国越え&シングルスV WTT2大会連続の3冠達成<卓球・WTTスターコンテンダーバンコク2024> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:張本智和(智和企画)/提供:WTT

大会報道 張本智和、パリ五輪前最終戦で中国越え&シングルスV WTT2大会連続の3冠達成<卓球・WTTスターコンテンダーバンコク2024>

2024.07.08

文:ラリーズ編集部

<卓球・WTTスターコンテンダーバンコク2024 日程:2024年7月2~7月7日 場所:バンコク(タイ)>

7日、WTTスターコンテンダーバンコク2024は大会最終日を迎え、全種目が終了した。

張本智和、林高遠破り男子シングルス制覇

男子シングルス準決勝では、張本智和(智和企画)が台湾のエース・林昀儒(リンユンジュ・チャイニーズタイペイ)と対戦。第1ゲームを林昀儒に先取されるも、第2ゲーム以降は完全に張本が流れを奪い、3ゲームを連取。ゲームカウント3-1で張本が勝利し、決勝進出を決めた。


写真:林高遠(リンガオユエン・中国)/提供:WTT

男子シングルス決勝では、今大会第1シードの林高遠(リンガオユエン・中国)と対戦。試合は、張本が準決勝の勢いそのままに第1ゲーム序盤から大きく先行。完全にペースを掴み、11-3で第1ゲームを先取する。

第2ゲームも張本が常に先行する展開に。林高遠も徐々に点差を縮めるも、張本が逃げ切って11-8でゲームを連取。第3ゲームは張本が怒涛の6本連続ポイントで林高遠を突き放すも、林高遠も負けじと6連続ポイントで6-6に。しかし、そこから再び張本が連続ポイントを見せ、11-6でゲームを奪取。優勝まであと1ゲームとする。


写真:張本智和(智和企画)/提供:WTT

第4ゲームは林高遠が意地を見せ、序盤から大接戦に。終盤まで拮抗した展開が続くも、最後は張本が抜け出して11-9でゲームを奪取。世界ランキング8位の林高遠相手にストレート勝利を収め、パリ五輪前最後のWTTで男子シングルス優勝を掴み取った。

また、張本は男子ダブルス、混合ダブルスでも優勝し、今大会3冠を達成。先週のWTTコンテンダーチュニスから2大会連続での3冠となった。

WTTスターコンテンダーバンコク2024最終結果

男子シングルス


写真:男子シングルス表彰式/提供:WTT

第1位:張本智和(智和企画)
第2位:林高遠(リンガオユエン・中国)
第3位:林昀儒(リンユンジュ・チャイニーズタイペイ)、安宰賢(アンジェヒョン・韓国)

女子シングルス


写真:女子シングルス表彰式/提供:WTT

第1位:伊藤美誠(スターツ)
第2位:橋本帆乃香(ミキハウス)
第3位:徐孝元(ソヒョウォン・韓国)、申裕斌(シンユビン・韓国)

男子ダブルス


写真:男子ダブルス表彰式/提供:WTT

第1位:張本智和(智和企画)/松島輝空(木下グループ)
第2位:高承睿(ガオチェンルイ)/荘智淵(チュアンチーユエン・チャイニーズタイペイ)
第3位:趙大成(チョデソン)/張禹珍(ジャンウジン・韓国)、CHEW Zhe Yu Clarence/CHUA Josh Shao Han(シンガポール)

女子ダブルス


写真:女子ダブルス表彰式/提供:WTT

第1位:佐藤瞳/橋本帆乃香(ミキハウス)
第2位:田志希(チョンジヒ)/申裕斌(シンユビン・韓国)
第3位:李皓晴(リホチン)/杜凱琹(ドゥホイカン・中国香港)、朱成竹(チュチェンジュ)/吳詠琳(ウーインラン・中国香港)

混合ダブルス


写真:混合ダブルス表彰式/提供:WTT

第1位:張本智和(智和企画)/早田ひな(日本生命)
第2位:黄鎮廷(ウォンチュンティン)/杜凱琹(ドゥホイカン・中国香港)
第3位:Padasak TANVIRIYAVEC/サウェータブット・スターシニー(タイ)、林昀儒(リンユンジュ)/陳思羽(チェンズーユ・チャイニーズタイペイ)