パリの悪夢 張本智和/早田ひなペアが北朝鮮ペアに無念の初戦敗退<パリ五輪卓球競技> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:張本智和(智和企画)/早田ひな(日本生命)/提供:WTT

大会報道 パリの悪夢 張本智和/早田ひなペアが北朝鮮ペアに無念の初戦敗退<パリ五輪卓球競技>

2024.07.28

文:ラリーズ編集部

<パリ五輪卓球競技 2024年7月27日~8月10日 場所:サウスパリアリーナ4>

27日、パリ五輪卓球競技が開幕し、混合ダブルス1回戦で張本智和(智和企画)/早田ひな(日本生命)ペアが李正植(リジョンシク)/金琴英(キムクンヨン・北朝鮮)ペアと対戦した。

北朝鮮ペアが金星

北朝鮮の選手は国際大会に参戦していないこともあり、事前情報が少ないことでも有名。過去にもリオ五輪に出場したキム・ソンイは、石川佳純さんと福原愛さんを破って銅メダルを獲得するなど、前評判以上の力を五輪で発揮していた。

今回の張本/早田ペアの対戦相手となった李正植/金琴英ペアも前情報が少なく、5月のパリ五輪世界予選を勝ち抜いて出場権を獲得していた。


写真:李正植(リジョンシク)/金琴英(キムクンヨン・北朝鮮)/提供:ITTF

試合は、序盤から金琴英の粒高ラバーに苦しめられる展開が続き、張本/早田ペアは第1ゲームを5-11で落とす。続く第2ゲームは11-7で張本/早田ペアが制するも、李正植の安定感の高い両ハンドドライブと金琴英の粒高ラバーの変化に苦しめられ、第3、第4ゲームを落とし、ゲームカウント1-3で追い詰められる。

挽回したい張本/早田ペアだったが、第5ゲームも李正植/金琴英ペアの戦術を崩しきれない。それでもなんとかデュースまで持ち込み望みを繋ぐも、最後は張本のバックドライブがネットにかかり、試合終了。ゲームカウント1-4で張本/早田ペアが敗れ、無念の初戦敗退となった。

パリ五輪混合ダブルス1回戦

張本智和(智和企画)/早田ひな(日本生命)1-4 李正植(リジョンシク)/金琴英(キムクンヨン・北朝鮮)〇
5-11/11-7/4-11/13-15/10-12

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