文:ラリーズ編集部
<パリ五輪卓球競技 日程:2024年7月27日~8月10日 場所:サウスパリアリーナ4>
8日、大会13日目を迎えるパリ五輪卓球競技では、女子団体準決勝が行われた。
女子日本代表が銀メダル以上を確定
1番では、平野美宇(木下グループ)/早田ひな(日本生命)ペアがシャン・シャオナ/ユアン・ワンペアと対戦。第1、第2ゲームをそれぞれ11-3で制し、第3ゲームは取り返されるも、第4ゲームを再び平野/早田ペアが取り返し、ゲームカウント3-1で勝利。日本が先制点を挙げる。
写真:アネット・カウフマン(ドイツ)/提供:ITTFWorld
2番では張本美和(木下グループ)とアネット・カウフマンが対戦。ともに10代の若手対決となったこの試合は、カウフマンが第1ゲームを制して、好スタートを切る。第2ゲームから取り返したい張本だったが、なかなか点差をつけることができず、逆にカウフマンにゲームを奪われ、ゲームカウント0-3で敗北。日本が今大会初めてマッチを落とした。
悪い流れになりかけたが、3番では平野がユアン・ワンに完封勝利を収め、マッチカウント2-1で日本が勝利に王手をかける。そして4番では張本が再び登場し、シャン・シャオナと対戦。41歳のベテラン相手に、張本は序盤から積極的な攻めを見せて第1ゲームを先取すると、続く第2ゲームを制して、第3ゲームはなんとラブゲームで勝利。
2番での敗戦の悔しさを爆発させた張本が快勝を収め、日本の勝利が決定。決勝に駒を進め、日本は五輪2大会連続の銀メダル以上を確定させた。
パリ五輪女子団体準決勝
〇日本 3-1 ドイツ
写真:女子日本代表/提供:ITTFWorld
〇平野美宇(木下グループ)/早田ひな(日本生命)3-1 シャン・シャオナ/ユアン・ワン
11-3/11-3/6-11/11-8
張本美和(木下グループ)0-3 アネット・カウフマン〇
9-11/8-11/8-11
〇平野美宇(木下グループ)3-0 ユアン・ワン
11-7/11-6/11-9
〇張本美和(木下グループ)3-0 シャン・シャオナ
11-8/11-5/11-0