文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTフィーダーマスカット2024 日程:2024年8月29日~9月1日 場所:マスカット(オマーン)>
31日、WTTフィーダーマスカット2024は大会3日目を迎え、男子シングルス2回戦と準々決勝が行われた。
吉山、横井ともに中国選手にフルゲームの末勝利
男子シングルス準々決勝では、吉山僚一(日本大)が昨年の世界ユース選手権男子シングルス銀メダリストの温瑞博(ウェンルイボー・中国)と対戦。
写真:吉山僚一(日本大)/提供:WTT
第1ゲームは吉山がなんとか逃げ切り先取するも、第2ゲームは温瑞博に突き放されて奪われ、第3ゲームも温瑞博が連取する。後がなくなった吉山だったが、第4ゲームは吉山が中盤から抜け出して奪取し、フルゲームへ。
最終第5ゲームは、序盤から勢いに乗る吉山が一気に温瑞博を突き放し、11-5でゲームを奪取。フルゲームの末に吉山が勝利し、準決勝へと駒を進めた。
写真:横井咲桜(ミキハウス)/提供:WTT
女子シングルス2回戦では、横井咲桜(ミキハウス)が王暁彤(ワンシャオトン・中国)、枝廣瞳(中国電力ライシス)は韓菲児(ハンフェア・中国)と対戦。横井は第2ゲームを奪われるも、接戦を制す粘り強さを見せ、ゲームカウント3-1で勝利し準々決勝へ。
枝廣は2ゲームを韓にうまく奪われ、第3ゲームは競り合いを演じるも力及ばず。枝廣はストレートで敗れ、2回戦敗退となった。
女子シングルス準々決勝では、横井は范姝涵(ファンシューハン・中国)と対戦。第1ゲームのデュースを范姝涵が制すと、勢いのまま范姝涵が2ゲームを連取。横井は早々に追い詰め得られる展開となる。
しかし、横井は苦しい流れの中第3ゲームをなんとか奪うと、一進一退の攻防となった第4ゲームも横井が持ち前の粘り強さで連取。最終第5ゲームは中盤で横井が一気に抜け出し、11-6でゲームを奪取。フルゲームの末に横井が大逆転勝利を収め、準決勝進出を決めた。
1日には、男女シングルス準決勝、決勝が行われる。
31日 日本選手試合結果
男子シングルス2回戦
〇吉山僚一(日本大)3-0 Sanil SHETTY(インド)
男子シングルス準々決勝
〇吉山僚一(日本大)3-2 温瑞博(ウェンルイボー・中国)
女子シングルス2回戦
枝廣瞳(中国電力ライシス)0-3 韓菲児(ハンフェア・中国)〇
〇横井咲桜(ミキハウス)3-1 王暁彤(ワンシャオトン・中国)
女子シングルス準々決勝
〇横井咲桜(ミキハウス)3-2 范姝涵(ファンシューハン・中国)
1日 日本選手試合予定
男子シングルス準決勝
吉山僚一(日本大)- CHEN Yuanyu(中国)
女子シングルス準決勝
横井咲桜(ミキハウス)- 覃予萱(チェンユーシュアン・中国)