坪井勇磨が1部リーグで初勝利 戸上隼輔と上田仁の日本人対決も実現<卓球・ドイツブンデスリーガ2024-2025> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:坪井勇磨/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 坪井勇磨が1部リーグで初勝利 戸上隼輔と上田仁の日本人対決も実現<卓球・ドイツブンデスリーガ2024-2025>

2024.09.06

文:ラリーズ編集部

ドイツ・ブンデスリーガは日本時間9月1日の深夜に第2節が開催された。

戸上と上田が対戦

第2節では戸上隼輔(井村屋グループ)が所属するオクセンハウゼンと、上田仁(シェークハンズ)が所属するケーニヒスホーフェンが対戦。3番シングルスでは戸上と上田の日本人対決が実現した。

序盤はお互い点差を大きく開けない展開となったが、終盤でわずかにリードした戸上が第1ゲームを奪取。続く第2ゲームも徐々に戸上のペースとなり、危なげなく制する。第3ゲームでは上田が序盤にリードするも、戸上がサービスからの強烈なドライブで挽回し、戸上が勝利を収めた。なお、試合はケーニヒスホーフェンがマッチカウント3-2で勝利した。

坪井が1部で初勝利

坪井勇磨(FPC)の所属するバート・ホンブルクはグレンツァオと対戦。坪井は1番で昨シーズンのブンデスリーガで20勝を挙げたチャイニーズタイペイ期待の若手・馮翊新(フェンイーシン)と対戦。

第1ゲームを危なげなく先取した坪井だったが、第2ゲームは接戦の末、馮翊新に見事な3球目攻撃を決められ、12‐14で落とす。第3ゲームは拮抗した展開が続くも、中盤から馮翊新が抜け出して奪取。坪井はゲームカウント1‐2で後がない状況となった。

しかし、第4ゲームは坪井が流れを掴んでゲームを奪取。勝負の最終第5ゲームは一進一退の攻防が続くも、坪井がサービスエースやラリーでポイントを重ね、ゲームカウント3‐2で勝利。ドイツブンデスリーガ1部で初勝利を挙げ、チームも白星を掴んだ。

ドイツブンデスリーガ2024‐2025第2節

〇ブレーメン 3-1 グリュンヴェッターズバッハ

マルセロ・アギーレ(パラグアイ) 2-3 ティアゴ・アポロニア(ポルトガル)〇
〇キリル・ゲラシメンコ(カザフスタン) 3-0 レオ・デノドレス(フランス)
〇マティアス・ファルク(スウェーデン) 3-1 リカルド・ワルサー(ドイツ)
〇キリル・ゲラシメンコ(カザフスタン)3-2 ティアゴ・アポロニア(ポルトガル)

〇フルダ・マーバーツェル 3-0 ボルシア・デュッセルドルフ

〇ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ) 3-0 カイ・シュトゥンパー(ドイツ)
〇高承睿(ガオチェンルイ・チャイニーズタイペイ) 3-1 アントン・ケルベリ(スウェーデン)
〇ムン・ファンボー(ドイツ) 3-1 ティモ・ボル(ドイツ)

〇ベルクノイシュタッド 3-1 ザールブリュッケン

ベネディクト・デューダ(ドイツ) 1-3 エドゥアルド・イオネスク(ルーマニア)〇
〇カナック・ジャー(アメリカ) 3-2 パトリック・フランチスカ(ドイツ)
〇アドリアン・ラッセンフォッセ(ベルギー) 3-2 セドリック・マイスナー(ドイツ)
〇カナック・ジャー(アメリカ) 3-1 ダルコ・ヨルジッチ(スロベニア)

〇ケーニヒスホーフェン 3-2 オクセンハウゼン

〇上田仁(シェークハンズ) 3-2 ティアゴ・アビオドゥン(ナイジェリア)
フィリップ・ゼリコ(クロアチア) 0-3 戸上隼輔(井村屋グループ)〇
〇バスティアン・シュテガー(ドイツ) 3-0 ボグダン・プーニャ(ルーマニア)
上田仁(シェークハンズ) 0-3 戸上隼輔(井村屋グループ)〇
〇マーティン・アレグロ(ベルギー)/バスティアン・シュテガー(ドイツ) 3-0 ボグダン・プーニャ(ルーマニア)/ティアゴ・アビオドゥン(ナイジェリア)

〇バート・ホンブルク 3-1 グレンツァオ

〇坪井勇磨(FPC) 3-2 馮翊新(フェンイーシン・チャイニーズタイペイ)
クリスティアン・カールソン(スウェーデン) 2-3 マチェイ・クビク(ポーランド)〇
〇アンドラシュ・チョンカ(ハンガリー) 3-1 サムエル・ウォーカー(イングランド)
〇クリスティアン・カールソン(スウェーデン) 3-2 馮翊新(フェンイーシン・チャイニーズタイペイ)

〇ボルシア・ドルトムント 3-1 ミュールハウゼン

セドリック・ニュイティンク(ベルギー) 1-3 ステファン・メンゲル(ドイツ)〇
〇リ・ヨンイン(中国) 3-1 ダニエル・ハベソーン(オーストリア)
〇アンダース・リンド(デンマーク) 3-2 アーヴィン・ベルトラン(フランス)
〇リ・ヨンイン(中国) 3-0 ステファン・メンゲル(ドイツ)