文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTチャイナスマッシュ2024 日程:2024年9月26日~10月6日 場所:北京(中国)>
26日、WTTチャイナスマッシュ2024が中国の北京にて開幕する。今大会は男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの5種目が行われ、世界トップレベルの選手が多く参戦する。日本選手は全員が本戦から出場のため、29日から試合が始まる。
男子シングルス見どころ
写真:戸上隼輔(井村屋グループ)/提供:WTT
男子シングルスには張本智和(智和企画)、戸上隼輔(井村屋グループ)、吉村真晴(株式会社SCOグループ)、松島輝空(木下グループ)、篠塚大登(愛知工業大学)、田中佑汰(個人)の6人が出場する。世界ランキング上位の張本、戸上をはじめ、吉村、篠塚、松島、田中と日本のトップ選手が、開催国の中国勢にどこまで勝負できるか。
写真:林詩棟(リンシドン・中国)/提供:WTT
開催国の中国からは、WTTチャンピオンズマカオを制した林詩棟(リンシドン・中国)や、世界ランキング1位の王楚欽(ワンチューチン・中国)などがエントリーしており、日本勢の上位進出を阻む。
その他の海外選手では、Tリーグにも参戦している張禹珍(ジャンウジン・韓国)や林昀儒(リンユンジュ・チャイニーズタイペイ)が優勝を目指して戦う。
女子シングルス見どころ
写真:伊藤美誠(スターツ)/提供:WTT
女子シングルスには、張本美和(木下グループ)、伊藤美誠(スターツ)、平野美宇(木下グループ)、木原美悠(木下グループ)、長﨑美柚(木下グループ)、森さくら(日本生命)の6人が出場する。
写真:陳幸同(チェンシントン・中国)/提供:WTT
WTTチャンピオンズマカオでは張本が陳幸同(チェンシントン・中国)に勝利し、世界選手権釜山大会では平野が王藝迪(ワンイーディ・中国)に勝利するなど、日本勢の中国越えは現実的なものとなってきている。中国の壁を越えて、日本勢が優勝できるか注目したい。
今大会は日本勢の上位進出を阻む強敵として、世界ランキング1位の孫穎莎(スンイーシャ・中国)や同10位の鄭怡静(チェンイーチン・チャイニーズタイペイ)、同11位のアドリアーナ・ディアス(プエルトリコ)らが参戦し、優勝の座を争う。
男子ダブルス見どころ
写真:戸上隼輔(井村屋グループ)/篠塚大登(愛知工業大学)/提供:ITTFWorld
男子ダブルスでは、戸上隼輔(井村屋グループ)/篠塚大登(愛知工業大学)ペアが出場する。パリ五輪でもペアを組み、日本代表の勝ち上がりに貢献した同ペアは、林高遠(リンガオユエン・中国)/林詩棟(リンシドン・中国)ペアや、アレクシス・ルブラン(フランス)/フェリックス・ルブラン(フランス)ペアら世界トップのペアの中で優勝を狙う。
女子ダブルス見どころ
写真:張本美和(木下グループ)/木原美悠(木下グループ)/提供:WTT
女子ダブルスでは、張本美和(木下グループ)/木原美悠(木下グループ)ペアと、長﨑美柚(木下グループ)/金娜英(キムナヨン・韓国)ペアが出場する。張本/木原ペアは、昨年のアジア競技大会で中国勢を破って銅メダルを獲得しており、今大会の優勝候補と言える。
他にも、鄭怡静/李昱諄(リユジュン・チャイニーズタイペイ)ペアや、孫穎莎/王藝迪ペアらも優勝を狙う。
混合ダブルス見どころ
写真:松島輝空(木下グループ)/張本美和(木下グループ)/提供:WTT
混合ダブルスには、松島輝空/張本美和ペアが出場する。国際大会での準優勝の経験もある同ペアは、今大会で初のWTT優勝を狙う。海外からは黄鎮廷(ウォンチュンティン)/杜凱琹(ドゥホイカン・中国香港)ペアや、林高遠/王藝迪ペアらが出場し、優勝を狙う。
出場日本選手一覧
男子シングルス
張本智和(智和企画)
戸上隼輔(井村屋グループ)
吉村真晴(株式会社SCOグループ)
松島輝空(木下グループ)
篠塚大登(愛知工業大学)
田中佑汰(個人)
女子シングルス
張本美和(木下グループ)
伊藤美誠(スターツ)
平野美宇(木下グループ)
木原美悠(木下グループ)
長﨑美柚(木下グループ)
森さくら(日本生命)
男子ダブルス
篠塚大登(愛知工業大)/戸上隼輔(井村屋グループ)
女子ダブルス
張本美和(木下グループ)/木原美悠(木下グループ)
長﨑美柚(木下グループ)/金娜英(キムナヨン・韓国)
混合ダブルス
松島輝空(木下グループ)/張本美和(木下グループ)