文:ラリーズ編集部
<ITTFアジア卓球選手権2024 日程:2024年10月7日~13日 場所:アスタナ(カザフスタン)>
8日、ITTFアジア選手権2024が大会2日目を迎え、男女団体準々決勝までの試合が行われた。
2大会連続の準々決勝敗退
男子団体準々決勝では、日本代表と韓国代表が対戦した。
写真:安宰賢(アンジェヒョン・韓国)/撮影:ラリーズ編集部
1番では張本智和(智和企画)と安宰賢(アンジェヒョン)が対戦。お互いが2ゲームを取り合い、勝負は最終第5ゲームへもつれたが、第5ゲームで5-0とスタートダッシュを決めた張本が逃げ切り、勝利。日本が先制した。
写真:戸上隼輔(井村屋グループ)/撮影:ラリーズ編集部
2番では戸上隼輔(井村屋グループ)が韓国のエース、張禹珍(ジャンウジン)と対戦。試合序盤は張禹珍のペースで進み、2ゲームを先制する。第3ゲームは戸上が奪い返したものの、第4ゲームでは張禹珍が5-5から5点連続得点を決めるなど要所を締め、ゲームカウント3-1で勝利した。
写真:篠塚大登(愛知工業大)/撮影:ラリーズ編集部
3番では篠塚大登(愛知工業大)と呉晙誠(オジュンソン)の試合となった。篠塚は第1、第2ゲームを落とした後、2ゲームを取り返し、最終ゲームも5-2でリードを広げるも粘りのプレーを見せた呉晙誠が逆転勝利。韓国がマッチカウント2-1で勝利に王手をかける。
写真:張本智和(智和企画)/撮影:ラリーズ編集部
4番は張本智和(智和企画)と張禹珍(ジャンウジン)のエース対決に。お互い一歩も譲らず2ゲームを取り合いフルゲームに。最終ゲームは3-8のビハインドから張本が6連続得点で逆転するも、張禹珍が再逆転し、最後はエッジボールで試合終了。韓国がマッチカウント3-1で勝利し、準決勝進出を果たした。
男子日本代表は昨年のアジア選手権に続いて準々決勝敗退。昨年の準々決勝では中国、今年は韓国と、ドローにも恵まれなかった部分もあるが、悔しい結果となった。
なお、男子日本代表は明日以降行われる順位決定戦で5位を目指して戦う。
ITTFアジア選手権 男子団体準々決勝
日本 1-3 韓国〇
写真:勝利した韓国代表/撮影:ラリーズ編集部
〇張本智和(智和企画)3-2 安宰賢(アンジェヒョン)
11-6/8-11/11-2/7-11/11-5
戸上隼輔(井村屋グループ)1-3 張禹珍(ジャンウジン)〇
9-11/3-11/11-5/6-11
篠塚大登(愛知工業大)2-3 呉晙誠(オジュンソン)〇
6-11/10-12/11-6/11-9/8-11
張本智和(智和企画)2-3 張禹珍(ジャンウジン)〇
11-8/10-12/7-11/11-3/9-11