文:ラリーズ編集部
22日より、ITTF世界ユース選手権が開幕する。世界ユースは年齢別にU19とU15の2つのカテゴリーに分けられており、それぞれで男女団体、男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの計7種目が実施される。
本記事では女子日本代表選手計8名を紹介する。
ITTF世界ユース選手権とは
19歳以下の世界一を決める国際大会。種目は男女団体、男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの計7種目で、それぞれU19(19歳以下)とU15(15歳以下)にカテゴリーが分かれている。
前身の世界ジュニア選手権では松平健太、丹羽孝希、張本智和、長﨑美柚らがシングルスで金メダルを獲得しており、現行の世界ユースになってからは木原美悠がU19女子シングルス、小塩悠菜がU15女子シングルスで金メダルを獲得している。
吉山和希(岡山リベッツ)
写真:吉山和希(岡山リベッツ)/提供:WTT
17歳ながらTリーグ・岡山リベッツの主力として活躍し、2024年の全日本選手権ではジュニア男子シングルス準優勝に輝いた吉山和希(岡山リベッツ)。両ハンド攻撃の破壊力では、同世代で右に出る者はいない。
国際大会にもユース年代の大会を中心に出場しており、今年のアジアユース選手権(以下、アジアユース)では男子シングルスと男子団体で銅メダルを獲得した。
今大会はU19男子シングルス、U19男子ダブルス、U19混合ダブルス、U19男子団体に出場する。男子ダブルスは韓国のKim Gaon(韓国)と、混合ダブルスは面手凛(山陽学園高)とペアを組む。
出場種目
U19男子シングルス
U19男子ダブルス
U19混合ダブルス
U19男子団体
坂井雄飛(愛工大名電高)
写真:坂井雄飛(愛工大名電高)/提供:WTT
2024年の全日本選手権ジュニア男子シングルス3位、インターハイ男子ダブルス優勝と、高校生トッププレーヤーの一人である坂井雄飛(愛工大名電高)。その活躍は国内に留まらず、今年のアジアユースでは男子シングルスで銀メダル、男子団体、混合ダブルスで銅メダルを獲得しており、世界ユースランキングで日本男子最高位の7位にランクインしている。
今大会はU19男子シングルス、U19男子ダブルス、U19混合ダブルス、U19男子団体に出場する。男子ダブルスは韓国の呉晙誠(オジュンソン・韓国)、混合ダブルスはアジアユースに続いて髙森愛央(四天王寺高)とペアを組む。
出場種目
U19男子シングルス
U19男子ダブルス
U19混合ダブルス
U19男子団体
小野泰和(出雲北陵中・高)
写真:小野泰和(出雲北陵中・高)/提供:WTT
2024年全日本選手権ジュニア男子シングルス3位を皮切りに、アジアユース男子シングルス銅メダル、インターハイ男子シングルス優勝など、今年に入って爆発を見せた小野泰和(出雲北陵中・高)。特にアジアユースでは、世界ランキング28位の呉晙誠を破る金星を挙げ、世界にその名を知らしめた。
今大会はU19男子団体に出場する。
出場種目
U19男子団体
渡部民人(JOCエリートアカデミー/星槎)
写真:渡部民人(JOCエリートアカデミー/星槎)/提供:WTT
前回大会ではU15男子シングルスをはじめ、計4つのメダルを獲得した渡部民人(JOCエリートアカデミー/星槎)。2024年の全日本選手権ではジュニア男子シングルスベスト8に入り、アジアユースにもU19男子日本代表として出場するなど、選手として着実にステップアップを遂げている。
今大会はU19男子団体に出場する。
出場種目
U19男子団体
岩井田駿斗(野田学園中)
写真:岩井田駿斗(野田学園中)/提供:WTT
2023年の全日本カデット王者の岩井田駿斗(野田学園中)は、テンポが速く、パワーのある両ハンド攻撃が強みの選手。2024年の全日本選手権で男子シングルスベスト32に入り、アジアユースではU15男子団体金メダルを獲得するなど、国内外の大会で目覚ましい活躍を見せている。
今大会はU15男子シングルス、U15男子ダブルス、U15混合ダブルス、U15男子団体の4種目に出場する。男子ダブルスは川上流星(木下アカデミー)と、混合ダブルスは新谷莉央(ミキハウスJSC)とペアを組む。
出場種目
U15男子シングルス
U15男子ダブルス
U15混合ダブルス
U15男子団体
川上流星(木下アカデミー)
写真:川上流星(木下アカデミー)/提供:WTT
2024年の全中で2冠を達成し、アジアユースでも男子団体金メダル、男子シングルス銀メダルを果たした川上流星(木下アカデミー)は、名実ともに中学年代のトップ選手と言える。前回大会ではU15男子ダブルスで銀メダルを獲得したものの、男子シングルスではベスト8に終わっていたため、今大会では悲願のシングルスでのメダル獲得を狙う。
今大会はU15男子シングルス、U15男子ダブルス、U15混合ダブルス、U15男子団体の4種目に出場する。男子ダブルスは岩井田駿斗(野田学園中)、混合ダブルスは髙橋青葉(木下アカデミー)とペアを組む。
出場種目
U15男子シングルス
U15男子ダブルス
U15混合ダブルス
U15男子団体
吉田蒼(直江津東中)
写真:吉田蒼(直江津東中)/提供:WTT
2023年の全日本カデット14歳以下男子シングルスで準優勝に輝き、今年のアジアユースでは男子シングルスで銅メダルを獲得した吉田蒼(直江津東中)。WTTユースコンテンダーでの優勝経験もあり、今日本で最も注目を集めている中学生選手の一人だ。
今大会はU15男子団体に出場する。
出場種目
U15男子団体
伊藤佑太(木下アカデミー)
写真:伊藤佑太(木下アカデミー)/提供:WTT
小学生年代から全国大会で活躍を続けてきた伊藤佑太(木下アカデミー)は、2024年の全中男子シングルスで3位、男子団体で優勝を果たしている。現在は木下アカデミーで腕を磨いており、11月にはTリーグデビューも果たした。
今大会は、U15男子団体に出場する。
出場種目
U15男子団体