写真:吉山和希(岡山リベッツ)/撮影:ラリーズ編集部
大会報道 吉山和希「本当に苦しい試合でした」 髙森愛央「今日はいつもと違う気持ちでいれた」 男女日本代表選手コメント<卓球・世界ユース2024>
2024.11.27
文:ラリーズ編集部
<卓球・ITTF世界ユース選手権2024 日程:2024年11月22~29日 場所:ヘルシンボリ(スウェーデン)>
26日、ITTF世界ユース選手権は大会5日目を迎え、U19、U15男女シングルス1回戦が行われた。
試合後、男女日本代表各選手に話を聞いた。
吉山和希 コメント
試合を振り返って
本当に苦しい試合でした。みんなが夜遅い中で応援してくれましたし、ベンチの劉さんもずっと1球1球教えてくれたので、それが自信になって勝つことができました。
プレーには途中までずっと迷いがあって最後も4-8で負けていたのですが、「もう攻めるしかない」と思いました。そこで自分から攻撃できたこともあって、相手が焦ってくれてミスをさせることができました。
明日は中国選手で優勝候補筆頭の相手なので、自分の持っているすべてを出し切って頑張りたいです。
混合ダブルスでは銅メダルを獲得したが
メダルが目標だったので、メダルを取れたことはよかったと思います。韓国ペアは本当に強くてミスが少なかったですが、自分たちは大事な場面でミスをしてしまいました。
髙森愛央 コメント
試合を振り返って
写真:髙森愛央(四天王寺高)/撮影:ラリーズ編集部
すごく苦しい試合でしたけど、最後まで諦めずにプレーできたことがよかったと思います。
いつも逆転負けをしてまうのですが、今日はいつもと違う気持ちでいれたので「いけるかな」と思って、プラスの心境でした。勝った瞬間の気持ちとしては、「すごく嬉しい」の一言です。
面手凛 コメント
試合を振り返って
写真:面手凛(山陽学園高)/撮影:ラリーズ編集部
初戦ということもあり緊張していたのですが、自分のプレーができたので良かったと思います。いつも守りのプレーが多いのですが、前半からしっかり攻撃的なプレーをできていたことがよかったです。
明日は、団体戦で負けている中国選手と対戦なので、リベンジできるように頑張ります。
混合ダブルスでは銅メダルを獲得したが
昨年は1回戦で負けていたので、メダルを取れたということは嬉しいです。
試合の前半から相手が攻めてきたのですが、自分たちのプレーがなかなかできなくて。3ゲーム目の後半からはできたのですが、そこまでに相手が自分たちのプレーをさせないように封じてきたことが、相手の強みだと思います。もし来年もこのペアリングであれば、しっかりと今大会の反省を活かして頑張りたいです。
新谷莉央 コメント
試合を振り返って
写真:新谷莉央(ミキハウスJSC)/撮影:ラリーズ編集部
中国選手は自分より全然格上でとても強かった、というのが第一印象です。
団体戦でも対戦していて、団体戦と比べるとしっかり対策を立てられているという感じで、自分の弱点や苦手な部分を攻められてしまった、という感じです。
世界ユースは初出場だったが
自分より格上の選手が多いので思い切ってプレーできたと思います。
点数をつけるとしたら60点。やっぱり海外の選手は回転量が多かったり、スピードが早かったりするので、そこについていけていないと思いました。
まずは、その回転量やスピードについていけるようにすること。あとは、自分から攻められなくて、相手に攻められてばっかりで受け身になることが多かったので、自分から攻める展開が多く作れるようにしていきたいです。
高橋青葉 コメント
試合を振り返って
写真:高橋青葉(木下アカデミー)/撮影:ラリーズ編集部
初めて世界ユースに参加して、すごく緊張したし負けてしまってとても悔しいです。でも、自分の試合はできたと思います。
今大会で点数をつけるとしたら40点ぐらい。足りなかった60点は、技術的な面はもですがメンタル面。特に、ミスをしてしまったときにメンタルが落ちて、ミスを引きづったままプレーしてしまい消極的になってしまったと思います。