写真:吉山和希(岡山リベッツ)/撮影:ラリーズ編集部
大会報道 坂井雄飛「メダル決定戦は独特の雰囲気」 髙森愛央「自分のプレーに選択ミスがあった」男女日本代表コメント<卓球・世界ユース2024>
2024.11.29
文:ラリーズ編集部
<卓球・ITTF世界ユース選手権2024 日程:2024年11月22~29日 場所:ヘルシンボリ(スウェーデン)>
28日、ITTF世界ユース選手権は大会7日目を迎え、U19、U15男女シングルス準々決勝とU19、U15男女ダブルスの決勝が行われた。
試合後、男女日本代表各選手に話を聞いた。
坂井雄飛 コメント
試合を振り返って
メダル決定戦でもある準々決勝は独特の雰囲気でした。去年は萩原(啓至)さん、一昨年は鈴木(颯)さんがフルゲームで負けていたように、メダル決定戦になっただけで、それまでの試合よりも緊張やプレッシャーがありました。
自分の中ではやりづらい試合でした。1ゲーム落としてしまったのですが、緊張したなか、100%の力を出せないなかで、どうやって点数を取るかを考えていました。試合自体は良い内容ではなかったですが、勝ててよかったです。
明日は温瑞博(ウェンルイボー・中国)と試合だが
アジアユースの団体、シングルスでも負けている相手なので、今日のうちに修正と分析をしておきます。
川上流星 コメント
試合を振り返って
写真:川上流星(木下アカデミー)/撮影:ラリーズ編集部
出足が良くなかったと思います。特に1、2ゲーム目の入りが良くなかったです。
4ゲーム目ももちろん取りたかったですけど、1、2ゲーム目の入り方をもっとしっかりできていれば良かったと思います。最終的にはメンタルの問題だったと思います。
相手はバックハンドが上手い選手で、バック対バックで勝負したら勝てないと思っていたので、自分から先に仕掛けていく作戦でした。
プレーは良かったですけど、本当に1、2ゲーム目が何もできなかったので、出足の入りをしっかりできていれば勝てたかなと思います。
面手凛 コメント
試合を振り返って
写真:面手凛(山陽学園高)/髙森愛央(四天王寺高)/撮影:ラリーズ編集部
相手がゆっくり回転をかけてきたときに、二人で攻めていけたところはよかったですが、最後のラリー戦で負けてしまいました。最後に打ち負けしてしまったところは、実力不足だと思います。
来年も世界ユースの代表になって4種目出させていただけることになったら、中国にリベンジできるように日々練習していきたいです。
髙森愛央 コメント
女子ダブルスを振り返って
前半、大事なところでミスをしてしまったので、そこをしっかり1本打てればチャンスがあったと思います。二人で攻めていけた部分はよかったです。
女子シングルスを振り返って
勝てるチャンスはあった試合だと思います。最後に自分のプレーに選択ミスがあったので悔しい気持ちです。
今回負けた相手に勝てるようにもっと自分のレベルを上げて、来年は優勝したいです。
吉山和希 コメント
試合を振り返って
写真:吉山和希(岡山リベッツ)/金佳温(キムガオン・韓国)/撮影:ラリーズ編集部
自分の持っているすべてを出せた試合だと思います。チキータなどで攻めることができたましたが、相手のプレーの質が高く、最後はそこに押されたかな、と思います。
終盤になると相手はギアを入れ換えて、「8-5、9-7で負けていて攻めるしかない」という感じで、ミスする覚悟で向かってきたました。
大会を通してはダブルスが一番楽しかったです。