日本代表、韓国と香港に激戦も敗退 準決勝進出ならず<卓球・ITTF混合団体ワールドカップ2024> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:田中佑汰(個人)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 日本代表、韓国と香港に激戦も敗退 準決勝進出ならず<卓球・ITTF混合団体ワールドカップ2024>

2024.12.08

文:ラリーズ編集部

<卓球・ITTF混合チームワールドカップ2024 日程:12月1~8日 場所:成都(中国)>

7日、ITTF混合チームワールドカップは大会7日目を迎え、第2ステージが終了した。

日本代表、準決勝進出ならず


写真:萩原啓至(愛知工業大)/赤江夏星(日本生命)ペア/撮影:ラリーズ編集部

第2ステージ第5試合の韓国戦では、日本は1番の混合ダブルスでは萩原啓至(愛知工業大)/赤江夏星(日本生命)ペアが趙大成(チョデソン)/金娜英(キムナヨン)ペアと対戦。萩原/赤江ペアが第1ゲームを先取し、第2ゲームもデュースの接戦を制しゲームを連取。第3ゲームは趙大成/金娜英ペアに取られたものの、日本が1ゲームのリード奪って2番の女子シングルスにつなげた。


写真:田中佑汰(個人)/撮影:ラリーズ編集部

2番の女子シングルスでは笹尾明日香(日本生命)が申裕斌(シンユビン)と対戦。申裕斌に2ゲームを連取されるも、第3ゲームは笹尾がなんとか取り返してイーブンに戻す。3番の男子シングルスでは田中佑汰(個人)と張禹珍(ジャンウジン)が対戦。第1ゲームは張禹珍、第2ゲームは田中が奪うも、第3ゲームは再び張禹珍に取り切られ、韓国に1ゲームのリードを許す。


写真:川上流星(木下アカデミー)/萩原啓至(愛知工業大)ペア/撮影:ラリーズ編集部

4番の男子ダブルスでは川上流星(木下アカデミー)/萩原啓至(愛知工業大)ペアが安宰賢(アンジェヒョン)/趙大成(チョデソン)ペアと対戦。第1ゲームは安宰賢/趙大成ペアが先取するも、第2ゲームは12-10で川上/萩原ペアが奪取。第3ゲームもデュースにもつれるも、12-10で安宰賢/趙大成ペアが奪取。カウント5-7で韓国が勝利に王手をかける。


写真:笹尾明日香/森さくら(日本生命)ペア/撮影:ラリーズ編集部

5番の女子ダブルスでは、笹尾明日香/森さくら(日本生命)ペアが田志希(チョンジヒ)/申裕斌(シンユビン)ペアと対戦するも、11-6で田志希/申裕斌ペアが勝利。日本がカウント5-8で韓国に敗れた。

第2ステージ最終試合では、日本は中国香港と対戦。1番の混合ダブルスでは、萩原/赤江ペアが姚鈞涛/吳詠琳(ウーインラン)ペアと対戦し、第1ゲームは萩原/赤江ペアが先取するも、第2、第3ゲームを奪われゲームカウント1-2に。


写真:面手凛(山陽学園高)/撮影:ラリーズ編集部

2番の女子シングルスでは、今大会シングルス初起用の面手凛(山陽学園高)が杜凱琹(ドゥホイカン)と対戦。第1ゲームを杜凱琹が先取すると、第2ゲームは面手が先にゲームポイントを掴むも、デュースで杜凱琹が連取。しかし、再びデュースとなった第3ゲームは面手が13-11で制す。

3番の男子シングルスでは、田中が黄鎮廷(ウォンチュンティン)と対戦。第1ゲームは田中、第2ゲームは黄鎮廷がゲームを制して第3ゲーム。第3ゲームは終始接戦となるも、田中が11-9で奪い、ゲームカウント2-1で勝利する。


写真:赤江夏星(日本生命)/面手凛(山陽学園高)ペア/撮影:ラリーズ編集部

4番の女子ダブルスでは赤江/面手ペアが出場。終始競り合いとなるも、第1、第3ゲームを奪い、ゲームカウント2-1で赤江/面手ペアが勝利。この時点でゲームカウントが6-6となり、勝負は最後の男子ダブルスへ。

ラストの男子ダブルスでは、田中/萩原ペアが姚/黄ペアと対戦。第1ゲームは姚/黄ペアが先取するも、第2ゲームは田中/萩原ペアがデュースで耐えきり勝負は最終ゲームへ。最終ゲームは、リードする姚/黄ペアに田中/萩原ペアが詰め寄るも、最後は姚/黄ペアに軍配。日本は中国香港に7-8で敗北し、準決勝進出とはならなかった。

最終日の8日には、準決勝、決勝、3位決定戦が行われる。

ITTF混合ワールドカップ2024 第2ステージ第5試合

日本 5-8 韓国〇

〇萩原啓至(愛知工業大)/赤江夏星(日本生命)2-1 趙大成(チョデソン)/金娜英(キムナヨン)

笹尾明日香(日本生命)1-2 申裕斌(シンユビン)〇

田中佑汰(個人)1-2 張禹珍(ジャンウジン)〇

川上流星(木下アカデミー)/萩原啓至(愛知工業大)1-2 安宰賢(アンジェヒョン)/趙大成(チョデソン)〇

笹尾明日香/森さくら(日本生命)0-1 田志希(チョンジヒ)/申裕斌(シンユビン)〇

第2ステージ第6試合

日本 7-8 中国香港〇

萩原啓至(愛知工業大)/赤江夏星(日本生命)1-2 姚鈞涛/吳詠琳(ウーインラン)〇

面手凛(山陽学園高)1-2 杜凱琹(ドゥホイカン)〇

〇田中佑汰(個人)2-1 黄鎮廷(ウォンチュンティン)

〇赤江夏星(日本生命)/面手凛(山陽学園高)2-1 杜凱琹(ドゥホイカン)/吳詠琳(ウーインラン)

田中佑汰(個人)/萩原啓至(愛知工業大)1-2 姚鈞涛/黄鎮廷(ウォンチュンティン)〇

第2ステージ結果

1位:中国(7勝0敗)
2位:韓国(6勝1敗)
3位:中国香港(5勝2敗)
4位:ルーマニア(4勝3敗)
5位:日本(3勝4敗)
6位:ドイツ(2勝5敗)
7位:フランス(1勝6敗)
8位:アメリカ(0勝7敗)

8日 試合予定

混合団体準決勝

中国 – ルーマニア

韓国 – 中国香港