文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTスターコンテンダードーハ 3月5日~13日>
WTTスターコンテンダードーハの男子シングルス1回戦(ラウンド64)に、昨年の全日本選手権チャンピオン宇田幸矢(最新世界ランキング35位・明治大学)が登場し、アフメド・サレ(同50位・エジプト)にゲームカウント1-3で敗れた。
昨年の全日本王者・宇田が苦杯
明治大学1年生の宇田は、2020年の全日本卓球選手権を制した実力者。Tリーグでは琉球アスティーダでプレーし、サードシーズンはシングルス8勝7敗の成績で、琉球の初優勝に大きく貢献した。1年ぶりの国際大会となった宇田だが、前回大会のWTTコンテンダードーハでは趙大成(チョデソン・韓国)に敗れ、初戦敗退。今大会では上位を目指したいところだった。
しかし、試合ではサレの1本多く返してくる粘りに宇田のミスが生じる。攻めている展開を作るのは宇田側だが、固いブロックを打ち抜けず、第1,2ゲームを連続で落としてしまう。第3ゲームこそ奪い返したが、第4ゲームも同様にサレを打ち抜けず、ゲームカウント1-3で苦杯を喫した。
勝利したサレは、2回戦でWTTコンテンダードーハで優勝したドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)と対戦する。
男子シングルス1回戦
宇田幸矢 1-3 〇アフメド・サレ(エジプト)
10-12/8-11/11-6/8-11
宇田幸矢インタビュー
写真:宇田幸矢/撮影:伊藤圭