文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTスターコンテンダードーハ 3月5日~13日>
WTTスターコンテンダードーハの女子シングルス3回戦(ラウンド16)に石川佳純(全農・世界ランキング9位)が登場し、エリザベタ・サマラ(ルーマニア・同34位)にゲームカウント0-3で敗れた。
石川佳純 vs エリザベタ・サマラ
写真:全日本での石川佳純(全農)/撮影:ラリーズ編集部
2021年の全日本選手権で5年ぶり5度目の優勝を飾った石川。今大会初戦となった2回戦ではニーナ・ミッテルハム(ドイツ・同39位)をゲームカウント3-1で下し勝ち上がってきた。
写真:エリザベタ・サマラ(トップおとめピンポンズ名古屋)/提供:©T.LEAGUE
対するサマラは、Tリーグ・トップおとめピンポンズ名古屋でプレーし、サードシーズンシングルス5勝6敗の成績を残した。長身から繰り出される両ハンドドライブを武器に活躍するサウスポーだ。
石川佳純、ベスト8進出ならず
試合は、サマラが中陣から回転量のあるドライブで攻め立て、第1ゲームをデュースで先取する。先にゲームポイントを握っていた石川にとっては痛いゲームとなった。
第2ゲームも11-9でサマラが奪う。サマラのドライブはコースが厳しく、石川がノータッチで抜かれる場面も見られた。石川はチャンスを作るも焦りからミスを重ねてしまう。
何とか気持ちを切り替え、逆襲していきたい石川だったが、2ゲームをリードし精神的に優位に立つサマラのプレーになかなか点差を離せない。不運なネットインもあり、このままサマラに逃げ切られ、石川はゲームカウント0-3で敗れた。
女子シングルス3回戦
石川佳純 0-3 〇エリザベタ・サマラ
11-13/9-11/10-12