文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTスターコンテンダードーハ 3月5日~13日>
WTTスターコンテンダードーハの女子ダブルス準々決勝に石川佳純(全農)/平野美宇(日本生命)ペアが登場し、ニーナ・ミッテルハム/シャン・シャオナ(ドイツ)ペアにゲームカウント3-0で勝利した。
かすみうペアvsドイツペア
写真:WTTコンテンダードーハで優勝した石川佳純・平野美宇ペア/提供:AFP/アフロ
石川と平野は、ともに東京五輪代表に選出されており、団体戦でのダブルス起用が有力視されているペアだ。直前のWTTコンテンダードーハは、女子ダブルスで優勝を果たし、久々の実戦にも仕上がりを見せている。両選手ともに今大会のシングルスは3回戦で敗退しており、ダブルスに懸ける思いも強いことだろう。
写真:ニーナ・ミッテルハム・シャン・シャオナ(ドイツ)/提供:ittfworld
対するドイツペアは、力強い両ハンドドライブが特徴のミッテルハムと、ペン表速攻型のシャン・シャオナのペアだ。前陣に張り付くシャンの強打と中陣からも打てるミッテルハムのドライブに日本ペアが対応できるかがポイントとなるだろう。
かすみうペアがベスト4へ
第1ゲーム、シャンの前陣での捌きとミッテルハムの中陣からのドライブが噛み合い、ドイツペアがリードする展開となる。しかし、じわじわと石川/平野ペアが追い上げ、11-9で先取した。
第2ゲームも8-4とドイツペアがリードする。そこから日本ペアが追い上げ、12-10と逆転でこのゲームを奪取した。相手の連打にも石川・平野が前陣で食らいつき、巧みなコース取りで打ち抜いていく。
第3ゲームは初めて日本ペアがリードして進んでいく。8-8と追いつかれるも、最後は突き放し、日本ペアが勝利した。
準決勝で石川・平野ペアは、早田ひな(日本生命)/木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)ペアと対戦する。
女子ダブルス準々決勝
〇石川佳純/平野美宇 3-0 ミッテルハム/シャン・シャオナ(ドイツ)
11-9/12-10/11-9