五輪代表・石川/平野、意地の逆転勝ち 早田/木原下し決勝へ<WTTスターコンテンダードーハ> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:石川佳純・平野美宇ペア/提供:AFP/アフロ

大会報道 五輪代表・石川/平野、意地の逆転勝ち 早田/木原下し決勝へ<WTTスターコンテンダードーハ>

2021.03.11

文:ラリーズ編集部

<卓球・WTTスターコンテンダードーハ 3月5日~13日>

WTTスターコンテンダードーハの女子ダブルス準決勝に石川佳純(全農)/平野美宇(日本生命)ペアが登場し、早田ひな(日本生命)/木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)ペアにゲームカウント3-2で勝利した。

前回大会準決勝の再戦に

ともに五輪代表の石川/平野は、東京五輪団体戦での起用が最有力のペアだ。対する今後を見据えてのペアリングとなる早田/木原は、2大会連続で安定した戦いを見せ、ベスト4まで勝ち進んでいる。

両ペアは、WTTコンテンダードーハの準決勝でも対戦しており、その際は石川/平野ペアがゲームカウント3-1で勝利していた。そのまま、石川/平野ペアは一気に優勝まで駆け上がった。


写真:WTTコンテンダードーハで優勝した石川佳純・平野美宇ペア/提供:AFP/アフロ

今回の試合では、第1ゲームから早田/木原の爆発力あるプレーが炸裂し、次々に得点を重ねる。20歳のサウスポー早田の豪快なドライブと、16歳の木原のサービスや前陣での攻めがマッチし、2ゲーム連続で早田/木原が奪った。


写真:早田ひな・木原美悠ペア/提供:AFP/アフロ

第3ゲームは、安定感で勝る石川/平野ペアが序盤で突き放し、11-8で取ると、第4ゲームも逆転で12-10。石川/平野ペアがゲームカウント2-2の振り出しへと戻した。

最終第5ゲーム、流れはそのまま石川/平野ペアに。ラリーの展開でも打ち負けず安定感を見せた前回大会優勝ペアが、ゲームカウント3-2で逆転勝利し、決勝進出を決めた。

女子ダブルス準決勝

〇石川佳純/平野美宇 3-2 早田ひな/木原美悠
6-11/7-11/11-8/12-10/11-7

早田ひなインタビュー


写真:早田ひな(日本生命)/撮影:ラリーズ編集部

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