【東京五輪・卓球】張本智和、五輪初白星で16強入り 次戦は"スロベニアの新星"と | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:張本智和(木下グループ)/提供:ロイター/アフロ

大会報道 【東京五輪・卓球】張本智和、五輪初白星で16強入り 次戦は“スロベニアの新星”と

2021.07.26

文:ラリーズ編集部

<東京五輪卓球競技 7月24日~8月6日 場所:東京体育館>

26日、東京五輪の卓球競技は3日目を迎え、男子シングルス3回戦に張本智和(木下グループ)が登場。林兆恒(リンチャンフン・中国香港)にゲームカウント4-1で勝利し、ベスト16進出を決めた。

金メダル候補・張本智和が登場

男女シングルスのシード勢が登場する3回戦、日本からは男子シングルス第3シードの張本が試合に臨んだ。


写真:張本智和(木下グループ)/提供:千葉 格/アフロ

対戦相手は、中国香港の林兆恒だ。2017年のインドオープンU21男子シングルスでは張本に準決勝で勝利して準優勝を飾った24歳の右腕だ。サティアン・グナナセカラン(インド)を下し、勝ち上がってきた。両者は過去2度対戦して戦績は1勝1敗と、互角の成績を残している。


写真:林兆恒(中国香港)/提供:ITTF

張本の初戦は林兆恒と

接戦となった第1ゲーム、7-7から張本がサービスエース2本で突き放し、その後も大きなラリーで打ち勝ち、第1ゲームを先取した。第2ゲームの6-9の場面で、張本が右手中指付近を負傷し、一時ゲームが中断。治療を終え、試合再開後は流れが張本側に。逆転で13-11と張本がゲームを連取した。


写真:怪我の治療をする張本智和(木下グループ)/提供:ロイター/アフロ

第3ゲームは林兆恒が奪い返し、第4ゲームも林兆恒が優勢に進める。張本が追い上げるも3-5で林兆恒がタイムアウトで流れを切る。一進一退の攻防は、10-9で張本がゲームポイントを握り、次は張本側がタイムアウト。デュースにもつれ込むも、最後は12-10で張本が奪った。

勝利に王手をかけた張本は、続く第5ゲーム、リードを許すも落ち着いて得点を重ね、見事勝利を掴み取った。


写真:張本智和(木下グループ)/提供:ロイター/アフロ

勝利した張本は、27日の4回戦で22歳の新星、ダルコ・ヨルジッチ(スロベニア)と対戦する。ヨルジッチは、イングランドのエース、リアム・ピッチフォードを下して勝ち上がってきており、侮れない強敵だ。

>>ダルコ・ヨルジッチの使用用具・大会成績・プロフィール

男子シングルス3回戦

〇張本智和 4–1 林兆恒(中国香港)
11-9/13-11/8-11/12-10/12-10

張本智和インタビュー


写真:張本智和(木下グループ)/提供:長田洋平/アフロスポーツ

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