宇田幸矢・戸上隼輔、決勝進出 20歳の明治大コンビがアジア王者に王手<卓球・アジア選手権> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:宇田幸矢(写真左)・戸上隼輔(明治大学)/提供:新華社/アフロ

大会報道 宇田幸矢・戸上隼輔、決勝進出 20歳の明治大コンビがアジア王者に王手<卓球・アジア選手権>

2021.10.04

文:ラリーズ編集部

<アジア選手権2021 日時:9月28日~10月5日 場所:カタール・ドーハ>

アジア選手権7日目となる4日、男子ダブルス準決勝で宇田幸矢/戸上隼輔(ともに明治大学)がインドペアを下し、決勝進出を決めた。

宇田・戸上の明治大コンビが登場

同級生の宇田と戸上は、高校時代から国際大会で組み、優勝するなど実績を残してきた。大学は同じ明治大学に進み、パリ五輪代表を目指し腕を磨いている。


写真:宇田幸矢・戸上隼輔(明治大学)/撮影:ラリーズ編集部

また、戸上は今大会、早田ひな(日本生命)と組んだ混合ダブルスで決勝へ、男子シングルスでも準決勝に勝ち進むなど好調ぶりを見せている。

宇田・戸上vsインドペア

試合はインドのエースダブルスであるカマル・アチャンタ/サティアン・グナナセカランに対し、日本ペアが積極的に攻め立てる。丁寧な台上プレーで先手を奪い、先に攻める展開で第1ゲームを11-5で戸上/宇田が先取した。

第2ゲームの日本ペアリードの場面、グナナセカランのサービスフォルト判定で試合がしばし中断するも、集中力を途切れさせなかった日本ペアが連取し、決勝進出に王手をかける。

第3ゲーム、マッチポイントを握りながらデュースへ持ち込まれた日本ペアだったが、最後は戸上のフォアドライブが決まり、13-11。決勝進出を決めた。

勝利した戸上/宇田ペアは、決勝で張禹珍(ジャンウジン)/林鐘勲(イムジョンフン・韓国)ペアと対戦する。

男子ダブルス準決勝結果

〇宇田幸矢/戸上隼輔 3-0 カマル・アチャンタ/サティアン・グナナセカラン(インド)
11-5/11-9/13-11

男子ダブルス決勝組み合わせ

宇田幸矢/戸上隼輔 – 張禹珍/林鐘勲(韓国)

宇田・戸上の大学でのプレー

戸上隼輔インタビュー(2020年1月公開)


写真:戸上隼輔/撮影:伊藤圭

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